カクレオン - ポケモン対戦考察まとめWiki|ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

カクレオン [編集]

No.352 タイプ:ノーマル
通常特性:へんしょく(自分のタイプが受けた攻撃技のタイプに変化する)
隠れ特性:へんげんじざい(出した技と同じタイプに変化する)
体重  :22.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
へんげんじざいHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
カクレオン6090706012040440へんしょく/へんげんじざい

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

特性「へんしょく」の場合、攻撃を受ける都度変更される
特性「へんげんじざい」の場合、技使用の都度変更される


ノーマルだが、特性によりタイプが変わるのが特徴。
第八世代ではゲッコウガ不在により、どちらの特性もカクレオンのみで個性は十分。
特に能動的にタイプを変えられるへんげんじざいが優秀。

反面、種族値自体は低い上に配分も良いとは言えない。
特防の高さもHPの低さで相殺されてしまい、鈍足かつ火力も中途半端と扱いは難しい。
先制技を活用し、的確に半減以下で受けていくことで真価を発揮するテクニカルなポケモン。
変化技も豊富なため、アタッカー・サポーター・受けと立ち回りと技構成次第で多彩な動きが可能。

BDSPでは前述した通りゲッコウガが不在、同じ効果のリベロを持つエースバーンも不参戦。
その時点で独自の個性を発揮できる上、みきりを習得し先制でかくとうに変化できるようになった。

一方、威力不足で抜群が前提だったとはいえ、三色パンチの剥奪はそこそこ痛手。
とはいえ技威力の都合上、耐久指数が同じ相手の場合は特殊技で代用してもそこまで確定数に変化はない。
命中は不安が残るが、ふぶき、かみなり、だいもんじならば三色パンチよりも火力が上がるぐらい。
どくどく没収により耐性の優秀な毒タイプに変身できなくなった点も残念。



特性考察 [編集]

へんしょく
専用特性。受けた技のタイプに変化するが、相手依存で活用は難しい。
へんげんじざいが能動的に活かしやすく、かつ優秀なので基本候補外。
へんげんじざい
隠れ特性。BDSPではこちらも専用特性。へんしょくが扱いづらく基本はこちらで確定。
全ての技をタイプ一致で撃てるので火力が大幅に上がり、耐性の変化で半減で受けやすくなる。
素早さは低いが、先制技によりノーマルゴーストかくとうあくには先手で変化できる。

技考察 [編集]

※「へんげんじざい」の場合、全てタイプ一致となり威力×1.5倍。

攻撃技タイプ威力命中効果解説
かいりき80(120)100-一致技。低威力で抜群を取れずへんげんじざい型での搭載の意義は薄い。
かげうち40100優先度+1先制技。へんげんじざいなら耐性が一変。
シャドークロー70100急所ランク+1かげうちと選択。威力は高いが優先度は無い。
ふいうち70100優先度+1読みが要るが高威力の先制技。
へんげんじざいなら優先度を活かしエスパー透かしに利用可。
イカサマ95100-攻撃無振りでも使える攻撃技。
いわなだれ7590怯み30%トリックルームとあわせて。ダブルでは相手全体攻撃。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%追加効果が優秀。
グロウパンチ40100攻撃↑100%積み技感覚で。チョッキと相性が良い。
ドレインパンチ75100HP吸収回復効果付き。チョッキと相性が良い。
アイアンテール10075防御↓30%対フェアリー。へんげんじざいなら鋼の優秀な耐性取得可能。
つばめがえし60必中-4倍ピンポイント。へんげんじざいなら地面耐性獲得可能。
ねこだまし40(60)100優先度+3
怯み100%
タスキ潰しや、ダブルでのコンボ崩しに。
フェイント30(45)100優先度+2タスキ潰しや、ダブルでのまもる解除に。
変化技タイプ命中解説
でんじは90サポート用。電気や地面、ひらいしん等には無効。
トリックルーム-素早さ逆転。ダブル向き。
かなしばり100起点作りに。鈍足なので使いにくい。
トリック100ハチマキやスカーフとあわせて。
じこさいせい-回復技。耐久型で。
みがわり-状態異常技や交代読みで。へんげん自在のノーマル変身技としても。優先度は0。
まもる-様子見や縛り解除に。変幻自在ではノーマルに変化。PP多め。
みきり-様子見や縛り解除に。変幻自在では格闘に変化。ふういんされにくい。
スキルスワップ-へんしょく・ゴースト技とあわせて。
タブルでは味方にへんげんじざいを渡すことができる。

型考察 [編集]

へんげんじざいアタッカー型 [編集]

特性:へんげんじざい
性格:いじっぱり
努力値:HA252 D4
持ち物:オボンのみ/ラムのみ/たべのこし/とつげきチョッキ
攻撃技:ふいうちorイカサマ/かげうちorシャドークロー/からげんき/ドレインパンチorグロウパンチ/いわなだれorがんせきふうじ
補助技:でんじは/どくどく/じこさいせい/スキルスワップ/ステルスロック/リサイクル/まもる

へんげんじざいによって悪タイプとゴーストタイプを切り替えながら戦う。
おんがえしはデメリットなしの最大火力、グロウパンチは積み技として。
へんげんじざいは第六世代の新規特性なので、それ以前のわざマシン、教え技とは両立不可。

受けとしてのタイプは悪とゴーストでほぼ補完できているので、
ギルガルド?よろしく他の技を使った後に攻撃されないよう素早さは落とした方がよいかもしれない。

技範囲が広く、特殊アタッカー型や三色パンチ等を取り入れて意表を突く型も考えられるが
多彩な技で幅広く攻めるタイプなら素早さの高いゲッコウガ?の方が適任か。
一応C特化だいもんじは無補正C振りゲッコウガ?@珠のめざ炎の威力を上回る。

へんげんじざい特殊耐久型 [編集]

特性:へんげんじざい
性格:しんちょう
努力値:HD252
持ち物:たべのこし/オボンのみ/ラムのみ/メンタルハーブ
確定技:じこさいせい
優先技:どくどく
攻撃技:イカサマ/かげうち/ドレインパンチ
補助技:でんじは/みがわり/まもる

特防種族値120とじこさいせい、そして何よりユニークな特性へんげんじざいを武器に戦う。

HPが低いため高種族値のこだわりメガネ持ちは厳しくなるが、速さと相性で立ちまわる特殊アタッカーには安定して受け出せる。
また、どくどくを入れることで、クレセリアポリゴン2など特殊技メインの耐久型にも滅法強くなる。
うまく先にどくどくを入れることができれば、相手からのどくどくはしばらくの間防ぐことが可能。
しかし致命的に鈍足ゆえ、みがわりやちょうはつには注意が必要。

+  使用感

【ダブル】へんげんじざいスキルスワップ型 [編集]

特性:へんげんじざい
性格:SorBorD↑
努力値:H252 SorBorD252
持ち物:きあいのタスキ/メンタルハーブ/オボンのみ
確定技:スキルスワップ
選択技:ねこだまし/トリックルーム/じこさいせい/イカサマ/ステルスロック/かなしばり/フェイント/まもる/でんじは/いばる

ねこだまし、かなしばり、トリックルーム、ステルスロックなどサポート向けの技は意外と多い。
特防はそこそこあり、じこさいせいも覚えるため、耐久に振るのも選択肢。

USUMシーズン10ダブルでのスキルスワップの採用率は65,2%で2位と高く、ダブルにおけるカクレオンの型の約半数がこれである可能性が高い。
なお、採用率1位はトリックルームの97,1%である。


対カクレオン [編集]

注意すべき点
隠れ特性のへんげんじざいを活かしてふいうちやかげうちといった優秀な先制技をタイプ一致で放つことができる。
また、特殊耐久も高いため、特性のおかげで必中になるどくどくやじこさいせいを使い粘る型もある。
物理アタッカーにも一致イカサマで痛手を与えてくる。特殊技や三色パンチなどもあり攻撃範囲が広い。
対策方法
へんげんじざいで自分のタイプを変えてくるため、弱点は突きにくいが、やはり物理耐久は低い。
等倍でもある程度の火力があれば落とせる。悪タイプならかげうち、ふいうち、イカサマ半減なので防御面で有利。
先制技はサイコフィールドで牽制できる。