カブトプス - ポケモン対戦考察まとめWiki|ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

カブトプス [編集]

No.141 タイプ:いわ/みず
通常特性:すいすい(雨の時に素早さが2倍になる)
     カブトアーマー(攻撃を急所に受けない)
隠れ特性:くだけるよろい(物理技を受けると防御が1段階下がり、素早さが2段階上がる)
体重  :40.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
水・岩HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
カブトプス60115105657080495すいすい/カブトアーマー/くだけるよろい
オムスター70601251157055495すいすい/シェルアーマー/くだけるよろい
ジーランス10090130456555485すいすい/いしあたま/がんじょう
サニーゴ655595659535410しぜんかいふく/はりきり/さいせいりょく
(107)(462)はりきりA特化

ばつぐん(4倍)くさ
ばつぐん(2倍)でんき/かくとう/じめん
いまひとつ(1/2)ノーマル/こおり/どく/ひこう
いまひとつ(1/4)ほのお
こうかなし---

同タイプの中では攻撃・素早さが最も高く、特性すいすいにより雨下で強い物理アタッカー。

新たにあめふらしを獲得したペリッパーは、耐久こそ低めだが、苦手なじめんを無効、かくとう半減、くさ等倍と相性が非常によい。
攻撃面で見てもみずいわの範囲にひこうが加わるため攻守両面でニョロトノ以上にシナジーがある優秀な相方と言える。

また、隠れ特性くだけるよろいでも素早さが2段階上昇するため、すいすいではなくこちらに加速を頼るのも手。

第8世代で新規にきゅうけつを習得。通りこそ悪いが相性補完としては悪くなく、確定数をずらせる可能性もある便利な技。
こうそくスピンも実用的な性能まで強化されたため技候補になるようになった。
BDSPでは、岩技との補完に優れる格闘技が「かわらわり」のみなのが結構な痛手。



特性考察 [編集]

すいすい
雨パでアタッカーとして使う場合の選択肢。
無補正・無振りでも実数値200(最速130族と同速)。
くだけるよろい1回発動でも同速になれるが、こちらは同時に水技が強化され、高いBも生かせる。
カブトアーマー
攻撃面には寄与しない特性。
雨パでは使わない前提かつ物理耐久を落としたくない場合は選択肢になるか。
くだけるよろい
隠れ特性。概要部の通り、第7世代でB1段階DOWN・S2段階UPに強化された。
相手に依存する面があり、耐久が下がるため先制技には弱くなるが、天候に頼らずにすいすい以上の素早さを得られる。
一応サイコフィールドで先制技対策はできるが、連続技(特にタネマシンガン)は天敵なのでそれらの使用者との対面では退いた方が無難。
入手方法はVC版からの転送と第5世代のPDWのみ。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
アクアテール90(135)90-一致技。雨下では最高火力。たまに外す。USUM教え技。
アクアブレイク85(127)100防御↓20%一致技。確定数がわずかに変わるが、たきのぼりの怯みの方が有用か。
たきのぼり80(120)100怯み20%一致技。命中安定、すいすいや砕ける鎧で怯みでのチャンスも狙える。
アクアジェット40(60)100優先度+1一致技。雨下で強化される先制技。
ストーンエッジ100(150)80急所ランク+1一致技。強力だが命中不安。
いわなだれ75(112)90怯み30%一致技。命中高め。怯みを狙うなら。
ばかぢから120100攻撃・防御↓強力なサブウェポンだが撃ち逃げ用。
エンペルトへの有効打。剣盾技レコード。
けたぐり~120100-反動はないが威力が不安定。仮想敵に合わせて選択。USUM教え技。
はたきおとす65→97100道具排除ヤドランラティオス等に。限定的だが高威力。嫌がらせも可能。タマゴ技。
きゅうけつ80100HP1/2吸収呼びやすい草タイプやヤドランラティオス等に。
つばめがえし60必中-キノガッサビリジオン?ドクロッグニョロボンなどに有効。
じたばた~200100-タマゴ技。水の通らない相手に一貫する。
きあいのタスキやみがわり、こらえると合わせて。
フェイント30100優先度+2威力は低いが相手の先制技に先制できる。すいすい唯一のフェイント使い。
こうそくスピン50100拘束解除
すばやさ↑
火力の上乗せ兼すばやさ積み技として。設置物解除も可能。
ふぶき11070凍り10%C無振り@いのちのたまで無振りガブリアス乱数1(81.3%)。
ギガドレイン75100HP吸収1/2C無振り@いのちのたまでH振りトリトドン確2。
変化技タイプ命中備考
つるぎのまい-火力を強化。
つめとぎ-火力と命中を強化。ストーンエッジやアクアテールを安定させたいなら。第6世代技マシン。
みがわり-状態異常の回避やきのみの発動に。
こらえる-くだけるよろいの発動、じたばたの調整用。
あまごい-積み技兼サポート技として。

型考察 [編集]

すいすい型 [編集]

特性:すいすい
性格:いじっぱり
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/しずくプレート/こだわりハチマキ/いのちのたま/各種Zクリスタル
確定技:たきのぼりorアクアブレイクorアクアテール/ストーンエッジorいわなだれ
攻撃技:ばかぢからorけたぐり/アクアジェット/はたきおとす/シザークロス
変化技:つるぎのまいorつめとぎ

水・岩の優秀な攻撃範囲で上から制圧する型。両方を半減以下に抑えるメジャーポケモンは多くなく、
ナットレイ?キノガッサよびみずトリトドンエンペルトぐらい。
ただしメガヤドランなど等倍でも数値で受け切るポケモンがいるため注意。

耐久調整も考えられるが、素早さインフレの進む現環境においては特に理由がなければASぶっぱでよい。
サブウェポンはナットレイ意識のばかぢからが最有力、シザークロスはメガヤドランピンポイントかつZワザ化+つるぎのまい必須。

新アイテムのZクリスタルは水・岩の範囲を撃ち分けしつつ最大火力アップ+必中化以外にも物理水技が非接触になるなど有用。
イワZならストーンエッジも必中になり、H4振りメガボーマンダをいかく込みで高乱数1発で落とせる。
一方であくまで瞬間火力が上がるだけのため、持続的な高火力を望むならこだわりハチマキやいのちのたまに軍配が上がる。

また、きあいのタスキならば行動回数が確保できるためつるぎのまいも積みやすくなる。雨始動にしめったいわを持たせ全抜きを視野に動くとなおよいか。

くだけるよろい型 [編集]

特性:くだけるよろい
性格:ようきorいじっぱり
努力値:A252 S調整
持ち物:きあいのタスキ/ラムのみ/じゃくてんほけん
確定技:たきのぼりorアクアテールorアクアブレイク(USUM)/ストーンエッジorいわなだれ
攻撃技:アクアジェット/シザークロス/つばめがえし/つじぎりorはたきおとす/けたぐりorばかぢから
変化技:つるぎのまいorつめとぎ/こらえる

第7世代で強化され、くだけるよろい1回発動ですいすいと同速になれる。雨に依存しないため柔軟なパーティ構築ができる。
ニョロトノペリッパーを使う必要が無いため、雨パよりパーティ全体のタイプが偏らないのが最大の強み。
見せ合い6on3シングルには強いが、あめふらし持ちと同時に選出可能なダブルではすいすいの方が遥かに扱いやすく、基本的にシングル向け。

「つるぎのまい」を積むと同時に攻撃を受けてすばやさアップ、というのが理想だが、
控えに置いた状態で受け出しして、半減以下に抑えられる物理技を受けて相手を抜く戦術も取れる。

こらえるを入れておくと、タスキを持たずとも安全にくだけるよろいの発動が狙える。
持ち物をじゃくてんほけんにして、じしんなどの弱点物理技読みで使えれば非常に強い。
連続技に弱いとされるが連続技のほとんどが物理で、こらえるを使うとHP1で耐え続け、3回以上攻撃を受ければ素早さが最大化する。
先制技はカプ・テテフ?のサイコメイカーやサイコフィールドで封じられるが、こちらも先制技が使えなくなるので注意。

ステロサポート型 [編集]

特性:くだけるよろいorすいすい
性格:ようき
努力値:AS252orHS252
持ち物:きあいのタスキ/ふうせん/しめったいわ/回復の実/半減実
確定技:ステルスロック/がんせきふうじ
攻撃技:たきのぼり/アクアジェット/ストーンエッジorいわなだれ/はたきおとす
変化技:あまごい/つるぎのまいorつめとぎ/どくどく

ステルスロックを撒くサポート型。
相手の素早さを下げるがんせきふうじや、各種特性の発動などS逆転手段が豊富なので好相性。
特性が発動できない場面でも最速+がんせきふうじで最速145族まで抜ける。

特性すいすいでしめったいわとあまごいを持たせれば天候始動役兼エースとしても採用できる。
同様の技構成はオムスターなどライバルも可能だが、同タイプで最も素早さが高いのでサポート適性はこちらのほうが上。


対カブトプス [編集]

注意すべき点
岩・水タイプ最高の攻撃と素早さを持ち、アタッカーとしての抜き性能が高く技範囲もかなり広い。
すいすいだけでなく、くだけるよろいとつるぎのまいを併用しての突破力増強もできる。
対策方法
草タイプが4倍弱点。くだけるよろいを発動させない特殊技、またはタネマシンガンが有効。

外部リンク [編集]