サクラビス - ポケモン対戦考察まとめWiki|ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

サクラビス [編集]

No.368 タイプ:みず
通常特性:すいすい(雨の時にすばやさが2倍になる)
隠れ特性:うるおいボディ(雨の時に、ターン終了時に状態異常が回復する)
体重  :22.6kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
殻を破る/水HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
サクラビス55841051147552485すいすい/うるおいボディ
ハンテール55104105947552485すいすい/みずのベール
カメックス79831008510578530げきりゅう/あめうけざら
パルシェン5095180854570525シェルアーマー/スキルリンク/ぼうじん
オムスター70601251157055495すいすい/シェルアーマー/くだけるよろい

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

分岐進化のハンテール同様、からをやぶる+バトンタッチが両立できる単みずタイプ。
自身も特殊アタッカー気質の種族値を持ち、一致ハイドロポンプで抜きエースとして活躍可能。
反面先制技を持っておらず、HPの低さ、からをやぶるの反動もあってかなり柔い。
からをやぶるのイメージを逆用して、すいすいで雨パエースとして運用する手も。

BDSPではめざめるパワーが廃止。ほのおくさ技を失った。
他はダブル用のサポート技としてこごえるかぜが剥奪。良くも悪くもエース気質が強まっている。
オムスターは引き続きライバルとして存在するが、弱点が少なく4倍弱点も持たない点で差別化は容易。
ハイドロポンプの命中不安をとぐろをまくでカバーすることもできるが、流石に積む余裕は薄い。



特性考察 [編集]

すいすい
雨下で素早さ倍増。最速ならフェローチェ?、準速でもメガライボルトメガミミロップを抜ける。
水技も補強されるため、からをやぶるを積まなくても速攻できる。
うるおいボディ
隠れ特性。麻痺対策になるが、すいすいでも素早さ低下は相殺可能なので、積んだ後に素眠りで全回復できる程度。
てっぺきやドわすれとあわせた耐久型も考えられるが、サクラビスでやる意義はほぼ無い。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
ハイドロポンプ110(165)80-タイプ一致技。高威力・命中不安。
なみのり90(135)100-タイプ一致技。中威力・命中安定。
だくりゅう90(135)85命中↓30%タイプ一致技。ダブルで相手2体攻撃。命中低下を狙える。
ねっとう80(120)100火傷30%タイプ一致技。追加効果が優秀だが、耐久型は不向き。
れいとうビーム90100凍り10%対草・ドラゴン。水定番のサブウェポン。
シャドーボール80100特防↓20%ヤドランラティオスに。
サイコキネシス90100特防↓10%ドククラゲロズレイドに。
変化技タイプ命中解説
からをやぶる-攻撃・特攻・素早さ強化。自身にもバトンにも有用。
てっぺき-防御を強化。主にバトン用。
ドわすれ-特防を強化。主にバトン用。
とぐろをまく-攻撃・防御・命中率補強。ハイドロポンプとあわせて。
バトンタッチ-積み技やみがわりとあわせて。
みがわり-決まれば大きいが、技スペースが厳しくタイミングはシビア。
あまごい-水技の補強や、特性の発動に。
ねむる-状態異常も含め全回復。カゴのみやうるおいボディとあわせて。

型考察 [編集]

特殊エース型 [編集]

特性:すいすい
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:CS252
持ち物:ミズZ/しろいハーブ/いのちのたま/しんぴのしずく/回復の実
確定技:からをやぶる/ハイドロポンプorなみのり(両立可)/れいとうビーム
攻撃技:サイコキネシス/シャドーボール/めざめるパワー(草or炎)
変化技:バトンタッチ

CSに努力値を振り、自身がエースとなることに重点を置いた特殊型。
特攻が高くハイドロポンプを覚えるので、補完に優れたれいとうビームと合わせてエースとしての火力・範囲は十分。
メガフシギバナに通るサイコキネシスやヤドランなどに通るシャドーボールなど、苦手な相手へのピンポイント技も備える。
オムスターより僅かに特攻と素早さで劣るが、それでも火力はキングドラ以上で、弱点が少ないのでからをやぶるも積みやすい。

基本は雨パに組み込んで上から雨補正の水技でゴリ押す。勿論、単騎でからをやぶるを使って全抜きを狙うこともできる。
無補正S252で実数値104。S2段階↑時に135族(メガライボルト)+3。補正ありで実数値114。最速スカーフFCロトム+2となる。
補正なしでも130族周辺はあらかた抜けるので、基本は火力重視の控えめで良い。

耐久に振らない型なのでバトンタッチは余裕があれば狙う程度だが、能力強化を後続に受け継がせられるのはやはり強い。
ただし、しろいハーブ以外だと耐久低下も引き継がせることになるので、なるべくタイプ補完に優れた相手や行動保証持ちに引き継ぎたい。
また雨パに組み込む場合、先手でからをやぶるを使うと耐久低下の影響をもろに受けるので使うタイミングに注意。

よりバトンに重きをおいた考察は下記のからやぶバトン型を参照。

からやぶバトン型 [編集]

特性:すいすい
性格:ひかえめ/おくびょう/ずぶとい
努力値:HSベースでC及び耐久調整
持ち物:しろいハーブ
確定技:からをやぶる/バトンタッチ
攻撃技:ハイドロポンプorなみのり/れいとうビーム
変化技:みがわり/てっぺき/とぐろをまく/ドわすれ/こうそくいどう

からをやぶる+バトンタッチの個性を活かしたサクラビスの基本型。

基本戦法としては「起点作り役+サクラビス+エースアタッカー」で選出し、
先発で壁張り等の起点作り、サクラビスでからをやぶるを積んでACSを2段階上昇、
エースアタッカーにバトンタッチで繋げて全抜きしてもらう。

積んだあと状況に応じて自身で殴ることも可能な柔軟性が魅力。
ハンテールも同様の動きが可能だが、こちらは特殊寄りの種族値なため習得技の関係で火力を出しやすく、止まりづらい。

ちょうはつ、あくびやほえる、ドラゴンテールなどの強制交代技に非常に弱いので注意。
また相手にも起点を作らせやすいので、先発はあくびやアンコール等の妨害技があると良い。

起点作り役としては特性いたずらごごろで両壁・でんじはを使えるニャオニクス♂?クレッフィ?
あめふらし・ほろびのうた・アンコールを持つニョロトノあたりが候補。
バトン先はタスキやがんじょうで止まらないメガガルーラメガヘラクロス、マジックミラー・アシストパワー持ちのエーフィ等。


対サクラビス [編集]

注意すべき点
からをやぶる+バトンタッチが強力。ACSランク+2の相手エースを止めるのは非常に困難。
高い特攻と水+氷の範囲の広さを活かし、自らアタッカーを務めることも。
対策方法
まずは上からちょうはつをしてからをやぶるを封じることが重要。
クレッフィ?エルフーン?といったいたずらごころ持ちなら容易に遂行できる。
いたずらごころ持ちなら後出しでもアンコールが可能なので非常に有利。
また、能力変化を無効にするてんねん持ちのヌオーピクシーといったポケモンでもOKだが、バトン先のかたやぶり持ちには無意味。
素早さ種族値は高くなく、最速でからをやぶるを積まれても準速スカーフ霊獣ボルトロス?より遅い。
特殊耐久の低さを突いて、上から電気や草の特殊技で攻撃すれば難なく落とせる。