マルマイン [編集]
No.101 タイプ:でんき 通常特性:ぼうおん(音に関連する技を受けない) せいでんき(接触技を受けると30%の確率で相手をまひ状態にさせる) 隠れ特性:ゆうばく(接触攻撃を受けて瀕死になると相手に最大HPの1/4ダメージを与える) 体重 :66.6kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
でんき最速の圧倒的な素早さが特徴だが、火力・耐久ともに低水準。
物理技には火力が期待できないこともあって実用的な攻撃技は一致技以外はノーマルのみという狭さ。
かいでんぱ、ひかりのかべ、ミラーコートと特殊アタッカーに対してはやたら強く、ボルトチェンジと合わせ起点作成が主な仕事。
BDSPでは素早さのインフレが抑え込まれ、結果的に最速130族抜き調整の増加が見込まれる。
これに伴い、ひかえめでも130抜き抜きが可能な素早さは長所として換算しやすくなった。
一方で技方面の問題は深刻。めざめるパワーの廃止で前述の通り技範囲の狭さがより際立つ羽目に。
どくどく、イカサマといった火力不足を補う手段も剥奪されており、ほぼ完全なサポーターとしての運用が見込まれる。
特性考察 [編集]
- せいでんき
- 低耐久で試行回数を稼げないので、発動しない事も多々。
無効の相手も多く、じしんにも無力。他2つを優先したい。
- ぼうおん
- 音技が無効になるので、みがわりが使いやすくなる。ほろびのうたを無効化できるのも大きい。
かたやぶりに貫通されるが、同特性持ちで音技主体のポケモンは基本いないので非考慮で良い。
- ゆうばく
- 隠れ特性。先制技の大半は接触技なので、発動機会はそれなりにある。
誘うじしんに無効なのが痛いところ。
また、しめりけ持ちがいると不発に終わる。
技考察 [編集]
攻撃技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
かみなり | 電 | 110(165) | 70 | 麻痺30% | 火力・追加効果ともに優秀だが、命中不安。雨で必中。 | |
10まんボルト | 電 | 90(135) | 100 | 麻痺10% | やや威力は下がるが命中安定を取るなら。 | |
ほうでん | 電 | 80(120) | 100 | 麻痺30% | 更に威力が落ちるが麻痺率はかみなりと同等。アタッカー型よりいばみが型向け。 | |
ボルトチェンジ | 電 | 70(105) | 100 | 自分交代 | 交代読みや退却時に。メインがかみなりなら併用し易い。 | |
ミラーコート | 超 | - | 100 | 優先度-5 | 特防はそこそこあるので耐久に振れば使えなくもない。 きあいのタスキと併用してもよい。 | |
だいばくはつ | 無 | 250 | 100 | 自分瀕死 | 威力は期待できない。サポート後の退場に。 しめりけで不発に終わる。 | |
イカサマ | 悪 | 95 | 100 | - | 教え技。相手の攻撃力依存。いばると合わせて。ピカブイ技マシン。USUM教え技。 | |
どろぼう | 悪 | 60 | 100 | 道具奪取 | きあいのタスキ持ちならば消費した後、散り際に嫌がらせをするサポート感覚で。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 備考 | |||
でんじは | 電 | 90 | 自身へのメリットは少ないが、サポートに。 | |||
ちょうはつ | 悪 | 100 | 補助技封じ。素早いので使いやすい。 | |||
いばる | 無 | 85 | 相手攻撃↑↑&混乱。みがわり・イカサマとあわせて。 | |||
かいでんぱ | 電 | 100 | 特殊アタッカーへの流しに。 | |||
あまごい | 雨 | - | 素早さが高くほぼ先手で使うことができる。かみなりが必中に。 | |||
リフレクター | 超 | - | サポート用。第一世代わざマシン限定。 | |||
ひかりのかべ | 超 | - | サポート用。 | |||
テレポート | 超 | - | 優先度-6。あまごい後、後続の無償降臨。ピカブイ技マシン。 | |||
みがわり | 無 | - | 様子見、状態異常技の回避や、いばると合わせて。ぼうおんなら音技で貫通されない。 | |||
でんじふゆう | 電 | - | いばる後、交代で出てくるじしん持ちに機能するか。 |
- エレキボールについて
- こちらの素早さが相手の3倍以上のとき威力120、4倍以上のとき威力150となり、10まんボルト・かみなりの威力を超える。
マルマインはエレキボール使いの中で最速であるが、最速でも実数値222。
威力150になるのは無振り35族以下。ねばねばネットを使っても(実数値333相当)無振り61族以下である。
10まんボルト以上の威力を出せるのは相手の素早さ実数値が74(無振り55族がVのとき75、ねばねばネット有りでも無振り91族がVのとき111)以下の
場合に限られるため汎用性は低い。
でんじはを使えば威力は上がるが、相手と対面するたびにでんじはをまいてから攻撃するのはやはり効率が悪い。
型考察 [編集]
あまごい型 [編集]
特性:ゆうばく
性格:ようき/せっかち/むじゃき/おくびょう
努力値:素早さ252 HPor攻撃or特攻252
持ち物:しめったいわ/きあいのタスキ
確定技:あまごい/だいばくはつorボルトチェンジ
攻撃技:イカサマ/10万ボルトorかみなり/ミラーコート/めざめるパワー(氷or草)
変化技:ちょうはつ/でんじは/ひかりのかべ/みがわり
先発で高い素早さを活かして手動で雨を降らす、雨パの始動役。
退場技はだいばくはつとボルトチェンジの選択に、Ptと要相談。
天候始動特性持ちが増えた現在、それらとの対面時に確実に先手で天候を変えられるメリットは大きい。
とはいえ相手もそれを見越し、マルマインが退場した後で天候始動ポケモンを登用する場合がある。
相手のPt構成や自主退場のタイミングには注意が必要。
特殊アタッカー型 [編集]
特性:ゆうばく
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:CS252ベース
持ち物:きあいのタスキ
確定技:かみなりor10まんボルト/めざめるパワー(氷)
選択攻撃技:ボルトチェンジ/シグナルビーム/ミラーコート/イカサマ
選択補助技:ひかりのかべ/あまごい/でんじは/どくどく/ちょうはつ
きあいのタスキと非常に高い素早さを活かし行動回数を確保するアタッカー型。
特攻は高くはなくサブ技も多くないが、その分補助技や変則的な攻撃技を入れやすく、
物理ならイカサマが刺さり、特殊にはミラーコートやひかりのかべ、耐久にはちょうはつやどくどくを仕込むなど、
技構成にもよるが誰が来ても何かしらの手を打てるのは大きい。
特性は死に際にも削りを入れられるゆうばくが有力か。先制技は接触メインなので刺さりやすい。
いばみが型 [編集]
特性:ぼうおん
性格:おくびょう
努力値:HP16n+1調整 素早さ252
持ち物:たべのこし
確定技:いばる/みがわり/イカサマ
選択技:10まんボルトorほうでん/ミラーコート/でんじは/どくどく/ちょうはつ/まもる
先手いばる→みがわり連打→みがわりが残ればイカサマで攻撃、という流れで完封を狙う型。
同様のことができるポケモンは多くいるが、ほぼ確実に先手を取れる素早さと、
特性「ぼうおん」によりみがわりを貫通する音の技、ほえる、ほろびのうたを無効化できる点が長所。
クレッフィ?同様にメタモンと組み合わせることでいばるで攻撃を上昇させた相手をコピーできる。
また、いたずらごころと違い、自身の素早さでいばみがを仕掛けられるので悪タイプを気にする必要がないのも利点か。
どくみが型 [編集]
特性:ぼうおん
性格:おくびょう
努力値:HP16n+1調整 素早さ252
持ち物:たべのこし
確定技:どくどく/みがわり
優先技:まもる
選択技:10まんボルトorほうでん/イカサマ/ミラーコート/ちょうはつ
どくみがでハメる型。
いばみが型同様できるポケモンは多くいるが、上記の通り高い素早さと「ぼうおん」が利点。
対マルマイン [編集]
- 注意すべき点
- 種族値150という妨害されにくい圧倒的な素早さからいばみが、ちょうはつなどの補助やアタッカーの仕事を担う。
特性ぼうおんならみがわり貫通の音技を無効化され、ゆうばくなら接触技の多い先制技で倒すと削りを入れられてしまう。
- 対策方法
- 素早さ以外は低い。弱点の地面技で難なく落とせる。ただし特殊技だときあいのタスキ+ミラーコートで反撃される恐れもある。
いばる・でんじは対策にラムのみがあると安心。