テッカニン [編集]
No.291 タイプ:むし/ひこう 通常特性:かそく(毎ターン素早さが1段階上がる)※ツチニンのとき「ふくがん」 隠れ特性:すりぬけ(リフレクター・ひかりのかべ・しんぴのまもり・しろいきり・みがわりを無視して攻撃できる)※ツチニンのとき「にげあし」 体重 :12.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
第三世代出身のむし×ひこう複合タイプにして、圧倒的な素早さ種族値を誇るポケモン。
調整にもよるが、積み技やこだわりスカーフ持ちをも軽く抜き去る。
加えてかそくを持つため、素早さに関しては右に出る者は居ない。
自身で活かすのはもちろん、バトンタッチで後続アタッカーの抜き性能を高めることも可能。
BDSPではかそくバトンのライバルであったペンドラーが不在、素早さで上回っていたレジエレキも不在。
バシャーモは引き続きライバルとして立ちはだかるものの、タイプがまるで異なる為ここに来てアイデンティティが復活。
メガシンカ、Zワザ、ダイマックスといった要素が悉く廃止されたことでまもる、みがわりの信頼度も上昇。
フィールド特性を持つポケモンが一切登場しないためひこうのデメリットも目立たず、総じて相対的な強化傾向。
全体的な素早さのインフレが抑えられたことでいわゆる130抜き調整も増えると思われる。
剣盾で新規習得したダブルウイング、アクロバットは再び喪失。
火力面には再び問題が発生したため、今回もかそくバトンが基本の運用として採用されるだろう。
Pokémon HOMEがBDSPに対応したが、現在ツチニンはBDSPへ輸送できない。
テッカニン、ヌケニンは通常通り輸送可能な為、遺伝親を剣盾やHOMEから送る際は進化させておくこと。
特性考察 [編集]
- かそく
- テッカニンの要。素早さインフレの激しい現環境における採用価値は高い。
他のかそく持ちや天候エースにも先手を取れるものの、先制技には注意。
- すりぬけ
- 隠れ特性。アタッカー型なら一考。まもる読みのみがわり・リフレクターを貫通できる。
つるぎのまいとあわせれば高い攻撃性能を得られる。
技考察 [編集]
型考察 [編集]
バトンタッチ型 [編集]
特性:かそく
性格:ようき/いじっぱり/わんぱく
努力値:HBS調整 残りA
持ち物:きあいのタスキ/ひかりのこな
確定技:つるぎのまいorつめとぎ/みがわりorまもる/バトンタッチ
選択技:きゅうけつ/とんぼがえり/つばめがえし/いのちがけ/にほんばれ/かげぶんしん
かそくや積み技による能力上昇をバトンタッチする、テッカニンのメジャーな型。
バシャーモには火力・耐久で劣るが、タイプの違いで差別化可能。
物理アタッカー型 [編集]
特性:かそく/すりぬけ
性格:いじっぱり
努力値:A252 S調整 残り耐久
持ち物:いのちのたま/こだわりハチマキ/きあいのタスキ/ラムのみ
攻撃技:きゅうけつ/とんぼがえり/つばめがえし/いのちがけ/おんがえし/つじぎり/あなをほる
補助技:バトンタッチ/つるぎのまい/まもる
圧倒的な素早さとかそくにより、先制技以外ではまず抜かれない。
準速全振りでは素早さ140族抜きの初速度が出せる。
ようりょくそ持ちを上から叩ける。
攻撃種族値、技の威力ともに低いので、持ち物やつるぎのまいで補強したい。
まもる読みで相手が攻撃してこないことも多く、舞うチャンスはある。
すりぬけならみがわりやリフレクターを張られても貫通できる。
晴れ始動型 [編集]
特性:かそく/すりぬけ
性格:ようき
努力値:S252 HA調整
持ち物:あついいわ
確定技:にほんばれ/バトンタッチorとんぼがえりorいのちがけ(複数両立可)
選択技:きゅうけつ/つばめがえし/むしくい/まもる
ちょうはつに妨害されにくい始動役。いたずらごころには注意。
使用後はバトンタッチやいのちがけで撤退できる。
対テッカニン [編集]
- 注意すべき点
- 圧倒的素早さと特性かそくにより、先手を取られるのは必至。
バトンタッチやとんぼがえりで撤退されると仕留めるのは困難。
いのちがけで思わぬダメージを受けることも。
- 対策方法
- 一致技半減の鋼タイプや、いのちがけ無効のゴーストタイプ。
かそくを発動されても、先制技やいたずらごころ持ちなら抜かれない。
バトン対策にはほえる・くろいきり・のろい等が有効。