キュウコン [編集]
No.038 タイプ:ほのお 通常特性:もらいび(受けた炎タイプの技を無効化し、炎技の威力が1.5倍になる) 隠れ特性:ひでり(天候が晴れになる) 体重 :19.9kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
天候始動特性ひでりを持つポケモン。
晴れパの主軸としてはもちろん、ほのお技の威力上昇・みず技の威力半減の効果を活かして単体運用も考えられる。
ただ、種族値や習得技には難がある。
アタッカーとしては耐久(特に物理)・素早さともに低くはないが中途半端で、サブウェポンは種族値が低いので軒並み低火力。
わるだくみやニトロチャージで補強できるが、物理耐久の低さや天候ターン制限が足を引っ張る。
始動役としてはサポート技や自主退場技に乏しく、起点化を回避しつつエースに繋ぐ流れを作りにくい。
また、他の天候始動特性持ちより高いSが仇となり、先発対面時に天候を奪われやすい。耐久・耐性の観点から後出しも難しい。
いずれにせよ、優秀な特性を活かしきれないのが悩み。
同じひでり持ちにはコータスというライバルが存在。
コータスには鈍足高耐久による天候奪取・起点作りやふんかによる突破力といった強みがある。
コータスにない高いすばやさからの豊富な変化技を絡めてうまく天候始動要因兼アタッカーとして立ち回りたい。
第8世代でおきみやげを習得。すばやい撤退と起点づくりが可能となった。
特性考察 [編集]
- もらいび
- 通常特性。炎技に無償降臨と火力補強が可能。
半減でも痛い炎技を無効化できるのは大きいが、炎に繰り出したところでこちらからの有効打はめざめるパワー程度。
火力に関しても、ひでりで同等の効果を得られる。
発動が相手依存かつ読みが必要、トレースに弱いといった難点もあり、採用率は低い。
- ひでり
- 隠れ特性。登場時に天候を晴れにする。
炎技を補強できるだけでなく、ソーラービームを溜め無しで撃てる、水技を等倍に抑えられるなどの恩恵を受けられる。
キュウコンの採用理由に直結する特性であり、基本的にこちら。
コータスとは独自の攻撃範囲・補助技で差別化したい。
技考察 [編集]
型考察 [編集]
ひでり基本型 [編集]
特性:ひでり
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/だっしゅつボタン/あついいわ
確定技:オーバーヒートorだいもんじorかえんほうしゃ/ソーラービーム
攻撃技:サイコショックorじんつうりき/あくのはどう/めざめるパワー(氷or地)/ニトロチャージ
補助技:おにび/さいみんじゅつ/みがわり/わるだくみ
コンセプトは晴れ発動役兼アタッカー。
炎技の火力は晴れ補正によりシャンデラ?を上回る。
しかし、サブウェポンは持ち物による補強やわるだくみが無いと火力が出ないので、後続にサンパワーやようりょくそを持つ晴れエースがいるなら補助に回るのもいい。
オーバーヒートで確1、かえんほうしゃで確2を取れる相手は少ないためだいもんじの優先度が高い。
対キュウコン [編集]
- 注意すべき点
- 特性ひでりで補強される炎技、ソーラービーム。わるだくみやZクリスタルで更に高火力となる。
特殊耐久が高く、水技が実質等倍のため、特殊技では突破しにくい。
さいみんじゅつなどの妨害技で晴れエースのサポートに回ることもある。
- 対策方法
- バンギラスやペリッパーなら対面から天候を奪えるうえ、相性面でも有利。
素のCは低く、炎やドラゴンへの有効打はめざめるパワー程度。
速攻アタッカーで攻める際は、ニトロチャージでのS逆転や、おにび・パワースワップでの妨害に注意。