ハブネーク [編集]
No.336 タイプ:どく 通常特性:だっぴ(ターン終了時に1/3の確率で状態異常が治る) 隠れ特性:すりぬけ(リフレクター・ひかりのかべ・しんぴのまもり・しろいきり・みがわりを無視して攻撃できる) 体重 :52.5kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
毒蛇 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ハブネーク | 73 | 100 | 60 | 100 | 60 | 65 | 458 | だっぴ/すりぬけ |
アーボック | 60 | 95 | 69 | 65 | 79 | 80 | 448 | いかく/だっぴ/きんちょうかん |
(113) | (492) | いかく無振り換算 | ||||||
(129) | (508) | いかく全振り換算 |
典型的な鈍足二刀流型の配分をした単どくタイプ。耐久と素早さが低く、行動機会を得るのがまず難しい。
一致技の威力にも問題があり、ダストシュートを覚えず物理はどくづき、特殊は無条件に使えるものはヘドロばくだん止まり。
ゲップを覚えるが前述の通り、低耐久のためきのみを持たせるリスクが大きく、実質的な火力も控えめ。
一方で補助技は案外揃っており、特にすりかえ+いのちがけの両立は今作では他にドーブル以外は不可能。
すりぬけでみがわりを貫通してこれらを叩き込めるため、見た目に反して起点作成は得意。
蛇型ポケモンということでへびにらみ、特性依存の相手を無力化するいえき等、他の補助技もなかなかに独特。
使い捨てになりがちな点は気にかかるものの、他にはない個性を発揮し差別化に困ることはまずないだろう。
BDSPではどくどく、ヘドロウェーブが剥奪。先制技も相変わらず覚えられない。
引き続き単純なアタッカーとしてではなく、変則的なサポートを軸としたサブアタッカーとしての運用が基本。
特性考察 [編集]
- だっぴ
- 状態異常に強くなるが、毒はもともと無効、特殊型なら火傷の影響も小さい。
素眠りを用いた耐久型も厳しく、確率も1/3と過信できない。
- すりぬけ
- 隠れ特性。相手のみがわりを貫通していのちがけやすりかえ、状態異常技で妨害できる。
ハブネークの個性であり差別化にも実用面でも有用。基本的にこちら。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
どくづき | 毒 | 80(120) | 100 | 毒30% | タイプ一致技。ダストシュートは覚えない。 | |
じしん | 地 | 100 | 100 | - | 対毒・岩・鋼。毒技との相性補完に優れる。 | |
アクアテール | 水 | 90 | 90 | - | 対岩・地面。ランドロス?に。USUM教え技。 | |
かみくだく | 悪 | 80 | 100 | 防御↓20% | 対ゴースト。エスパーにも抜群。鋼にも等倍。 | |
フェイント | 無 | 30 | 100 | 優先度+2 | タスキ潰しに。他の先制技より速い。すりぬけ・いのちがけと両立可能。 | |
ドラゴンテール | 竜 | 60 | 90 | 優先度-6 相手交代 | 積み技対策や麻痺撒きに。フェアリーは呼びにくい。第7世代技マシン。 | |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
ヘドロウェーブ | 毒 | 95(142) | 100 | 毒10% | タイプ一致技。性能安定。第7世代技マシン。 | |
ヘドロばくだん | 毒 | 90(135) | 100 | 毒30% | タイプ一致技。威力は劣るが毒の追加効果が出やすい。 | |
ゲップ | 毒 | 120(180) | 90 | - | タイプ一致技。きのみ消費の条件付き。シュカのみなどとあわせて。 | |
かえんほうしゃ | 炎 | 90 | 100 | 火傷10% | 対鋼。だいもんじは覚えない。 | |
あくのはどう | 悪 | 80 | 100 | 怯み20% | 対ゴースト。エスパーにも抜群。鋼にも等倍。 | |
ギガドレイン | 草 | 75 | 100 | HP吸収 | 対岩・地面。回復効果付きだが、耐久型は厳しい。 | |
いのちがけ | 闘 | - | 100 | 自分瀕死 | 最大180ダメージ(無振り105族まで)。スカーフとあわせて。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
どくどく | 毒 | 必中 | 耐久型対策。自身のタイプにより必中。すりぬけならみがわりを貫通できる。第7世代以前限定。 | |||
へびにらみ | 無 | 100 | サポート用。地面やひらいしん等にも有効。すりぬけ持ちでは自身のみ。 | |||
ちょうはつ | 悪 | 100 | 補助技対策。鈍足なので使いにくい。 | |||
すりかえ | 悪 | 100 | スカーフとあわせて。 | |||
とぐろをまく | 毒 | - | 攻撃・防御・命中率補強。活かせる場面は少ない。 | |||
つるぎのまい | 無 | - | 攻撃を強化。 |
型考察 [編集]
基本アタッカー型 [編集]
性格:いじっぱりorひかえめ
特性:すりぬけ(推奨)orだっぴ
努力値:AorC252 HS調整
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/たつじんのおび
物理技:どくづき/じしん/かみくだく/ドラゴンテール/アクアテール/ふいうちorフェイント
特殊技:ヘドロウェーブorヘドロばくだん/かえんほうしゃ/あくのはどう/ギガドレイン
補助技:どくどく/へびにらみ/ちょうはつ/つるぎのまい
物理・特殊どちらかに特化させた方が使いやすい。第4世代限定教え技のふいうちは夢特性のすりぬけと両立できないので注意。
特殊型マタドガスとは、素の火力の高さや技マシンでヘドロウェーブを覚えられる点、すりぬけで壁・みがわり貫通できる点と交換読みのへびにらみ、ギガドレインなどで差別化できる。
ほぼ使い捨てだがトリッキーで火力が高いハブネーク、持ち前の耐久と特性で安定的に攻められるマタドガスと言ったところか。
・C特化@たつじんのおびのヘドロウェーブでH振りマリルリを確1。
・C特化@いのちのたまのヘドロウェーブでH振りトゲキッスを低乱1。
・C特化ヘドロウェーブでH振りローブシン?を確2。
・C特化かえんほうしゃでH振りメガハッサムを確1。
・C特化@いのちのたまのかえんほうしゃでD特化ナットレイ?を低乱1(H振りのみなら確1)。
・C特化@たつじんのおびのあくのはどうでH振りパンプジン?・シャンデラ?・ゴチルゼル?・ランクルス?を確2。
(※ゴチルゼルとは同速。ゴチルゼル・ランクルスはD特化されると確3)
- 調整例
- 実数値 H163-A×-B83-C167-D87-S94(努力値 H116-A0-B20-C252-D52-S68)
A特化マリルリのじゃれつく+アクアジェットを確定耐え。
A特化メガクチートのふいうちを確定耐え。
A特化ナットレイ?@こだわりハチマキのアイアンヘッドを確定耐え。
無補正C振りシャンデラ?のだいもんじを超高乱数耐え。
無振りゴチルゼル?のサイコキネシスを確定耐え。
S・・・4振り70族+3。
スカーフすりかえいのちがけ型 [編集]
性格:ようきorおくびょう
特性:すりぬけ
努力値:HS252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:すりかえ/いのちがけ
選択技:どくづき/かみくだく/ベノムショック/ヘドロウェーブ/あくのはどう/かえんほうしゃ/どくどく/へびにらみ
いのちがけは相手がH4振りなら104族まで落とすことができる(実数値180)。
素早さは最速オンバーン?(S種族値123)と同速。
みがわり+どくどくの相手に強く、すりぬけ+いのちがけで突破も可能。
すりかえで流した先にはへびにらみが有効。
無振りの攻撃では火力不足になりがちなので、確定技+へびにらみ+どくどくも候補。
かみくだくorあくのはどうはいのちがけが効かないゴースト対策に。
対ハブネーク [編集]
- 注意すべき点
- 特性すりぬけにより、壁やみがわりを貫通する攻撃技・妨害技の数々。
いのちがけでの特攻、スカーフすりかえ、必中どくどく、へびにらみ。
- 対策方法
- スカーフでも抜けるのは122族までなので、それ以上のポケモンでの速攻が有効。
いのちがけはゴーストタイプ、すりかえはメガストーンやZクリスタル持ちなら無効化できる。