ハピナス - ポケモン対戦考察まとめWiki|ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

ハピナス [編集]

No.242 タイプ:ノーマル
通常特性:しぜんかいふく(手持ちに戻ると状態異常が治る)
     てんのめぐみ(技の追加効果発生率が2倍になる)
隠れ特性:いやしのこころ(味方の状態異常が毎ターン終了時に1/3の確率で回復。自身には適用されずダブル専用)
体重  :46.8kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
高耐久NHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値備考
ハピナス25510107513555540しぜんかいふく/てんのめぐみ/いやしのこころ
カビゴン160110656511030540めんえき/あついしぼう/くいしんぼう

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

第二世代出身のノーマルポケモン。全ポケモン中トップのHP種族値が最大の特徴。

USUMや剣盾ではより耐久に優れるしんかのきせき持ちのラッキーに採用率に差をつけられ気味だったが、
今作でしんかのきせきが登場しないことにより、ラッキーがハピナスの下位互換に。
同様の理由でライバルのポリゴン2なども著しく勢いを落としており、ハピナスが特殊受けの古参として再び環境に数を増やしている。
どくどくを覚えるポケモンが大幅に減り、簡単に役割破壊されづらくなった点も見逃せない。

一方、残念ながら剥奪技が多く、一致技のハイパーボイスとトライアタックを始め、どくどく、リフレクターなどが今作では覚えられない。

防御種族値が非常に低く、無振りと全振りで物理耐久が倍以上異なる。
無振りだとライチュウクラスの物理耐久しかないため、いずれの型においても防御に努力値を大きく割くことになる。

ボールについて
ハピナスは♀しかいないため♂からボールを遺伝させることができず、サファリボールに入れていると隠れ特性でないことが一発でバレる。
シングルバトルではいやしのこころは発動機会が全くないので問題ないが、ダブルバトルでは一応留意しておきたい。


特性考察 [編集]

しぜんかいふく
耐久型対策のどくどくをはじめ、状態異常での機能停止を防げる。
交代する必要があるものの、サイクル戦なら無理なく活かせる。
てんのめぐみ
状態異常や能力低下で相手の弱体化させられる確率が上がる。
アタッカー型ならチャージビームで特攻を上げるのも良い。
いやしのこころ
隠れ特性。ダブル用。自身や手持ちには効果が無い。
確率は低いが、高耐久を活かして試行回数を稼ぎたい。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
トライアタック80(120)100火傷麻痺凍り
20%
一致技。てんのめぐみなら40%で追加効果を狙える。剣盾技レコード。
ハイパーボイス90(135)100-一致技。威力が高くみがわり貫通可能。ぼうおんに無効。
ダブルでは相手2体攻撃。剣盾技レコード。
かえんほうしゃ90100火傷10%ハッサムなど鋼タイプに。てんのめぐみなら火傷20%。
だいもんじ11085火傷10%命中不安定だが、てんのめぐみなら火傷20%。火力を求める場合に。
10まんボルト90100麻痺10%ギャラドスペリッパーに。
かみなり11070麻痺30%命中不安定だが、てんのめぐみなら麻痺60%。火力を求める場合や麻痺狙いなら。
チャージビーム5090特攻↑70%アタッカーとして積みに。てんのめぐみなら追加効果100%。
れいとうビーム90100凍り10%ボーマンダガブリアスに。
ふぶき11070凍り10%命中不安定。火力を求める場合に。てんのめぐみなら凍り20%。
サイコキネシス90100特防↓10%ゲンガーバシャーモに。
シャドーボール80100特防↓20%対ゴースト。てんのめぐみなら追加効果40%。
ちきゅうなげ-100-定数50ダメージ。攻撃無振りでも使える。ゴーストには無効。
カウンター-100優先度-5物理技を倍返し。ゴーストには無効。
変化技タイプ命中解説
タマゴうみ-回復技。耐久性能の向上に。
とおせんぼう-交代封じ。特殊アタッカーに対して使えれば詰みに追い込める。
でんじは90妨害技。電気や地面、ひらいしん等には無効。
ステルスロック-サポート用。高い流し性能を活かして。
ちいさくなる-回避率強化。
めいそう-特攻・特防を補強。特殊方面を補える。
あまえる-物理耐久を疑似的に補強。ピンプク時限定技のためちきゅうなげと両立不可。
じゅうりょく-サポート用。だいもんじ・ふぶき・かみなり必中化ととびひざげり無効化可能。
アロマセラピー-サポート用。控えを含む味方全ての状態異常を回復。
同効果のいやしのすずも覚えるがぼうおんには無効。
スキルスワップ-ダブル向け。強特性対策や、ダブルでのコンボに。
いやしのはどう-ダブル用。味方を回復。
いのちのしずく-ダブル用。自分と味方を両方回復。効果量は1/4。

型考察 [編集]

特殊受け型 [編集]

特性:しぜんかいふく
性格:ずぶとい/おだやか
努力値:B252 HCDS調整
持ち物:きれいなぬけがら/たべのこし
確定技:タマゴうみ
技攻撃:ちきゅうなげ/ハイパーボイス/シャドーボール/だいもんじorかえんほうしゃ/れいとうビーム/10まんボルト
補助技:どくどく/でんじは/ステルスロック/とおせんぼう

圧倒的耐久力で多くの特殊アタッカーを流すことができ、特性しぜんかいふくによりどくどくにも強い特殊受け。
きれいなぬけがらがあれば、ほろびのうたで倒しにくるメガゲンガーも怖くない。

特殊受けとはいえ、役割破壊の物理技に備えて防御に振っておきたい。
火力・素早さもラッキー?より高いため、仮想敵にあわせて調整も一考。

アタッカー型 [編集]

特性:しぜんかいふく/てんのめぐみ
性格:ひかえめ/ずぶとい/おくびょう
努力値:BC252ベース
持ち物:たつじんのおび/こだわりメガネ/フォーカスレンズ/Zクリスタル
優先技:だいもんじorかえんほうしゃ/かみなりor10まんボルトorチャージビーム/れいとうビームorふぶき
攻撃技:サイコキネシス/シャドーボール
補助技:タマゴうみ/アロマセラピー

技レパートリーは豊富だが、火力も素早さも不足気味。
特性がてんのめぐみであっても、追加効果に過信は禁物。

カウンター型 [編集]

特性:てんのめぐみ
性格:ずぶとい/ひかえめ
努力値:BC252
持ち物:きあいのタスキ/ヨプのみ
確定技:カウンター
攻撃技:だいもんじorかえんほうしゃ/かみなりor10まんボルトorチャージビーム/れいとうビームorふぶき/サイコキネシス/シャドーボール/ちきゅうなげ
補助技:タマゴうみ/でんじは/めいそう

対面構築において、物理アタッカーへの遂行技であるカウンターを採用した型。
特殊耐久は無振りでも充分高く、特殊アタッカーとも豊富な技で撃ち合える。

いやしのねがい型 [編集]

特性:しぜんかいふく/てんのめぐみ
性格:ずぶとい
努力値:B252 HorC252
持ち物:きれいなぬけがら/ヨプのみ
確定技:いやしのねがい
技攻撃:ちきゅうなげ/シャドーボール/だいもんじorかえんほうしゃ/かみなりor10まんボルト/れいとうビーム
補助技:でんじは/どくどく/タマゴうみ

序盤は特殊に繰り出して流しつつ後続に負荷をかけていき、
中盤以降にいやしのねがいで全快のエースを降臨させる型。
格闘に強く積み技持ちのカイリュー等と組み合わせたい。

じゅうりょく型 [編集]

特性:てんのめぐみ/しぜんかいふく
性格:ずぶとい
努力値:B252 CorD252
持ち物:きれいなぬけがら/ヨプのみ
確定技:じゅうりょく
攻撃技:かみなり/ふぶき/だいもんじ
補助技:いやしのねがい/タマゴうみ/アロマセラピー

じゅうりょくパーティの始動役。いやしのねがいで自主退場でき、
さいみんじゅつ持ちのエスパー・ゴーストとの相性補完に優れる。

高威力特殊技の命中率強化、とびひざげり無効化など自身にもメリットがあり、
場合によっては退場せずにそのまま戦うことも考えられるので、C振りも一考。

ちいさくなる型 [編集]

特性:てんのめぐみ/しぜんかいふく
性格:ずぶとい/おくびょう
努力値:BS252
持ち物:きれいなぬけがら/たべのこし
確定技:ちいさくなる
攻撃技:ちきゅうなげ/シャドーボールorかえんほうしゃ
補助技:タマゴうみ/みがわり/めいそう/どくどく/でんじは/アロマセラピー

ラッキー?には耐久で劣るものの持ち物と火力・素早さで差別化可能。
きれいなぬけがらやシャドーボールがあればメガゲンガー対策になるが、
せいなるつるぎを持つギルガルド?は火傷させないと受けられない。
ヘビーボンバー等のふみつけ技やZワザも高威力かつ必中なので注意。

【ダブル】いわなだれ型 [編集]

特性:てんのめぐみ
性格:わんぱく/ようき
努力値:B252 AorS252
持ち物:たべのこし/ヨプのみ/エスパーZ/アクZ
確定技:いわなだれ
攻撃技:ハイパーボイス/ふぶき/サイコキネシス/シャドーボール
補助技:タマゴうみ/サイドチェンジ/よこどり/スキルスワップ/いやしのはどう/アロマセラピー

てんのめぐみによる怯み60%のいわなだれで相手全体を妨害する型。
サイドチェンジ・よこどりをZワザ化するとSランク+2の効果があり、
よこどりなら技次第でSランク+3~4も狙えるので先手は取りやすい。
命中不安な点と、せいしんりょく・りんぷんには無効な点に注意。


対ハピナス [編集]

注意すべき点
圧倒的な耐久種族値に加え、弱点1つの良耐性、豊富な回復手段の持ち主。
めいそう・ちいさくなるでの居座り、ステルスロック等の補助技での妨害、
特性てんのめぐみやZクリスタルを活かした攻撃も可能で型が読みにくい。
構成次第ではメガゲンガー等の受けループ対策のポケモンも突破される。
対策方法
メジャーな耐久ポケモン対策は通用しにくいので、高火力か一撃必殺技で一気に片付けたい。
とはいえエアームドドヒドイデ?等の物理受けとの組み合わせが多いため、
サイコショックでの役割破壊、とんぼルチェンで有利対面作り等の工夫が要る。
また、フレアドライブ等の反動技で攻める場合は反動ダメージにも注意が必要。