ゲンガー [編集]
No.094 タイプ:ゴースト/どく 特性:のろわれボディ(30%の確率で受けた技をかなしばり状態にする)※第6世代まではふゆう。 体重:40.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
能力比 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ゲンガー | 60 | 65 | 60 | 130 | 75 | 110 | 500 | のろわれボディ |
唯一のゴースト×どく複合タイプを持つポケモン。
高い特攻と素早さ、豊富な技を持つ速攻アタッカー。
BDSPでは壁として立ちはだかり続けていたミミッキュ、ドラパルト、レイスポスが悉く不参戦。
特性を考慮しなければゴースト最速タイの素早さを活かした特殊アタッカーの役目を担いやすくなった。
一方で当時と異なり特性がのろわれボディのため、じめん受けはできなくなっている点に注意。
当環境においてサイコフィールドが無いため、ふいうちなどの先制攻撃技で狙われやすいのも逆風。
技方面ではめざめるパワーが廃止されている他、トリック、ヘドロウェーブ、アンコールなどが剥奪。
サポーターとしての運用も見られた剣盾と比較して、純粋な特殊アタッカーとしての運用が主になるだろう。
反面、原作とは対照的にタイプ相性の変更でゴースト技がはがねに等倍になり、フェアリーの登場でどく技の抜群範囲も広くなったので、攻撃面の大幅な強化は嬉しい。
特性考察 [編集]
- のろわれボディ
- 隠れ特性はなく、これのみ。運任せだが、相手の主力技を自動でかなしばりにできる可能性がある。
特に、こだわりアイテム持ちを決死で流せる可能性があり、どうしようもないような局面を運頼みながら打開できる。
トレースに注意。
技考察 [編集]
攻撃技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
シャドーボール | 霊 | 80(120) | 100 | 特防↓20% | 主力技。威力は控えめ。 | |
たたりめ | 霊 | 65(97)→ 130(195) | 100 | - | 状態異常の相手には最大火力。状態異常を含む戦術を取る場合に選択肢に入る。 | |
ヘドロばくだん | 毒 | 90(135) | 100 | 毒30% | 一致技。追加効果発生率が高い。 | |
ヘドロウェーブ | 毒 | 95(142) | 100 | 毒10% | 一致技。少しでも威力を求めるなら。ダブルでは全体攻撃。剣盾技レコード。 | |
きあいだま | 闘 | 120 | 70 | 特防↓10% | ゴースト技と相性がよく、技範囲も広く威力も高いが命中不安。 | |
きあいパンチ | 闘 | 150 | 100 | 優先度-3 | 必ず後攻になるのでみちづれの有効時間を増やせる。 物理技なので威力は4倍などでない限り期待できない。 | |
マジカルシャイン | 妖 | 80 | 100 | - | こちらもゴースト技と相性がよく、技範囲も広く命中も安定だが威力は低め。 | |
こごえるかぜ | 氷 | 55 | 95 | 素早さ↓100% | 教え技。タスキと併せてスカーフ・りゅうのまい持ちのドラゴンに勝てる。 いのちのたまでD4ガブリアス確1。 剣盾技マシン。 | |
エナジーボール | 草 | 90 | 100 | 特防↓10% | 対地面。トリトドンやヌオーを重く見るなら。 | |
ギガドレイン | 草 | 75 | 100 | HP1/2吸収 | 同上。威力は低いが吸収効果つき。 | |
10まんボルト | 電 | 90 | 100 | 麻痺10% | ギャラドスやパルシェンを重く見るなら。 | |
かみなり | 電 | 110 | 70 | 麻痺30% | 同上。雨パメタとして。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 備考 | |||
みちづれ | 霊 | - | 死に際に一匹持っていきたい。連発で必ず失敗。 | |||
おにび | 炎 | 85 | 物理アタッカーと受けポケモンの機能停止。たたりめとのコンボも。 | |||
どくどく | 毒 | 必中 | 毒タイプなので必中。耐久型の機能停止を狙えるが技スペースの関係上優先度は低め。 | |||
さいみんじゅつ | 超 | 60 | 強力だが命中も効果ターンも不安定。重力催眠構築なら必須。 | |||
みがわり | 無 | - | 様子見や状態異常回避、ターン稼ぎやかなしばり用等。 | |||
ほろびのうた | 無 | - | ※タマゴ技。みがわり貫通で必中。対受けポケモン。 | |||
かなしばり | 無 | 100 | ※タマゴ技。みがわりからのかなしばりで起点を作ったり、ふいうちを潰したり等。 | |||
ちょうはつ | 悪 | 100 | 起点化阻止、耐久ポケモン対策。ちょうはつ→みちづれで1:1交換か交代を迫れる。 | |||
まもる | 無 | - | ほろびのうたやかなしばりと併せて。 |
型考察 [編集]
きあいのタスキ型 [編集]
性格:おくびょう
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ
優先技:シャドーボール
攻撃技:こごえるかぜ/ヘドロウェーブorヘドロばくだん/きあいだま/マジカルシャイン
変化技:おにび/みちづれ/ちょうはつ
対面性能が高く、起点作り能力もある。また、メガシンカの意表を突くこともできる。基本的に先発に繰り出し相手に合わせて行動する。
穴埋め採用も多く見受けられ、この場合様々な技が入ることが考えられる。
のろわれボディの発動機会を増やせるのも利点。
- 攻撃技について
- 変化技について
- おにび
- 後続の起点作り。
- ちょうはつ
- 相手の展開阻止。後続の起点作り。先発出しにおいて広く有効。
- みちづれ
- 1:1処理ないし2:1処理を狙う対面構築意識の技。
連続で使う事は出来ないので、使い時は慎重に。
特殊アタッカー基本型 [編集]
性格:おくびょう
努力値:特攻252 素早さ252 防御4
持ち物:こだわりメガネ/いのちのたま
確定技:シャドーボール/ヘドロばくだんorヘドロウェーブ
優先技:きあいだま
選択攻撃技:マジカルシャイン/こごえるかぜ/エナジーボール
選択補助技:おにび/みちづれ/ちょうはつ/みがわり/さいみんじゅつ/トリック
特攻130と高いものの技の威力はやや低めなので、こだわりメガネなどの補強で威力を高めるアタッカー型。
通常ゲンガー=きあいのタスキと決め打つ相手に奇襲できる。
【ダブル】基本型 [編集]
性格:おくびょうorむじゃき
努力値:CS252orHS252
持ち物:任意
優先技:シャドーボール/いたみわけorだいばくはつ
攻撃技:ヘドロウェーブorヘドロばくだん/きあいだま/マジカルシャイン/こごえるかぜ/ふいうち
変化技:まもる/おにび/ちょうはつ/みちづれ
みちづれ使い中でユキメノコと並び最速。このゆびとまれ効果で味方をサポートしつつ、倒されても1:1交換を強要できる。
さらに高めの確率でかなしばり状態を押し付けられる。
確実に退場+1:1交換を狙うなら耐久逆V調整もありだが、速い相手に上から叩かれたり攻撃1発で沈んで次の攻撃が味方に向かう恐れもあるのでトレードオフ。
味方がトリックルームを使う場合、1ターン目で倒されなくても最速調整によりみちづれ状態を長持ちさせられる。
だいばくはつは退場用だが、Aが低いためそこまでのダメージにはならない。味方のダメージも抑えられるが、介錯に使いにくいというデメリットでもある。
対ゲンガー [編集]
- 注意すべき点
- S110とC130と特殊アタッカーとして高水準な能力と広い技範囲を持ち、シャドーボール+きあいだまの攻撃範囲は全てのポケモンに等倍以上。
高い素早さからタスキとの相性が良く、みちづれで死に際に一匹持っていかれることも。
しかもみがわり+ほろびのうたやおにび、さいみんじゅつ、必中のどくどく、かなしばりにいたみわけなど耐久型を狩る補助技もある。
みがわり+かなしばりもある。
- 対策方法
- 耐久は低い。また一致技の威力も低いのでよほどの低耐久か霊・毒弱点の低耐久ポケモンでなければ1発耐えることはできる。
(HP252振りサーナイトにも持ち物無しC182ヘドロばくだんは確定で耐えられてしまう)
状態異常が怖いならラム持ちを対面させるのも良いか。
技範囲は広いので4倍弱店持ちは注意。みちづれ対策には先制技を持ったポケモンがいると便利。
砂などのスリップダメージで倒すのもいい。
よって耐久の高いポケモンでタイマンに持ち込むか先制技持ちで相手をする、
ゲンガーより早いポケモンを使う、スカーフ持ちで相手をするのが安定する。
具体的な対策ポケモン |
タイプ相性面で勝るバンギラス等の悪タイプのポケモンは
おにび、きあいだま、みちづれに注意。
ゴースト [編集]
No.093 タイプ:ゴースト/どく 特性:ふゆう(地面タイプの技を受けない) 体重:0.1kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
能力比 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ゴースト | 45 | 50 | 45 | 115 | 55 | 95 | 405 | ふゆう |
ゲンガー | 60 | 65 | 60 | 130 | 75 | 110 | 500 | のろわれボディ |
メガゲンガー | 60 | 65 | 80 | 170 | 95 | 130 | 600 | かげふみ |
ムウマージ | 60 | 60 | 60 | 105 | 105 | 105 | 495 | ふゆう |
※特性ふゆうにより、じめん無効
第7世代からゲンガーの特性がふゆうからのろわれボディになったが、進化前のゴーストやゴースはふゆうのままである。
地面無効で耐性は優秀だが、ゲンガー以下の低耐久。しんかのきせきを持たせても補いきれないほど。
ふゆうの俊足ゴーストにはムウマージもいるが、毒タイプの有無や特攻の高さで差別化はできる。
ゲンガーと異なり、きあいだまは覚えない。
型考察 [編集]
特殊アタッカー型 [編集]
性格:おくびょう/ひかえめ
努力値:CS252/HC252
持ち物:きあいのタスキ/しんかのきせき
確定技:シャドーボール/ヘドロばくだん
選択攻撃技:マジカルシャイン/こごえるかぜ/10まんボルト/エナジーボール
選択補助技:おにび/みちづれ/ちょうはつ/いたみわけ/みがわり/さいみんじゅつ
ゲンガーが覚えられるきあいだまは覚えない。
耐久は非常に低いので、持ち物はきあいのタスキを推奨。