ホエルオー - ポケモン対戦考察まとめWiki|ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

ホエルオー [編集]

No.321 タイプ:みず
通常特性:みずのベール(やけど状態にならない)
     どんかん(メロメロ状態にならない、ちょうはつ、いかくを無効化)
隠れ特性:プレッシャー(受けた技のPPを1多く減らす)
体重  :398.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
プレッシャー水HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ホエルオー1709045904560500みずのベール/どんかん/プレッシャー
スイクン100751159011585580プレッシャー/せいしんりょく

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ
いまひとつ(1/2)ほのお/みず/こおり/はがね
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

みずタイプトップのHP種族値が特徴。ただし防御・特防は低いので耐久指数は並程度。
高速再生技もねむるしか無く、耐久型で運用するとミロカロススイクンなどが立ちはだかる。
攻撃面も並程度であり、素早さは鈍足寄りの中速帯と、実際には素早さが低めのバランス型、という感覚。

一方でクリアスモッグ、じわれと起点回避手段には事欠かない点は長所。
火力は不足気味ながら、ほえるも習得するためみがわりを盾に積むことも許さない。
アタッカーとして運用する場合もしおふきを習得するなど、全体的にどちらかというとダブル向けのポケモン。

HP調整について
HPが極端に高いので、HPに振る努力値は下記のように必要最低限にして、基本的には防御・特防に振った方がよい。
無振り(実数値245)…総合耐久重視ならこれで良い。
44振り(実数値251)…ちきゅうなげ・ナイトヘッド5耐え。
76振り(実数値255)or204振り(実数値271)…16n-1。定数ダメージの割合最小。
92振り(実数値257)or220振り(実数値273)…16n+1。たべのこしを持たせる際に。


特性考察 [編集]

みずのベール
炎に対しておにび読みで無償降臨でき、役割を持ちやすくなる。
物理型の機能停止を防げるのはもちろん、特殊型でも火傷の定数ダメージを受けない利点がある。
どんかん
ちょうはつを受けなくなるのが利点。メロメロはオマケ。
いかくも無効化に出来るため、サブウェポンとなるじしんの威力を保てる。
とはいえホエルオー=しおふき・じわれ等のイメージが強く、ちょうはつは撃たれにくい。
プレッシャー
隠れ特性。耐久型とは相性が良好で、一撃必殺の撃ち合いにも強くなる。
対面時にアナウンスが出るため、上記2つの特性でないことがすぐに露呈する点に注意。
素早さ判定にも使えるが、こちらがスカーフの場合は見抜かれる恐れもある。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
しおふき1~150(1~225)100-タイプ一致技。最大威力は一番。スカーフとあわせて。
ハイドロポンプ110(165)80-タイプ一致技。高威力・命中不安。
なみのり90(135)100-タイプ一致技。中威力・命中安定。
ねっとう80(120)100火傷30%タイプ一致技。追加効果狙い。
うずしお35(52)85拘束ダメタイプ一致技。しめつけバンドとあわせて。
れいとうビーム90100凍り10%対草・ドラゴン。水定番のサブウェポン。
ふぶき11070凍り10%霰とあわせて。
こごえるかぜ5595素早↓100%主にサポート用。追加効果が優秀。剣盾技マシン。
クリアスモッグ50必中能力変化解除積み技対策。起点化回避に。
マジックミラーやちょうはつに強いが、鋼やみがわりで止まる。
物理技タイプ威力命中効果解説
アクアブレイク85(127)100防御↓20%タイプ一致技。性能安定で追加効果も優秀。剣盾技レコード。
たきのぼり80(120)100怯み20%タイプ一致技。怯みは狙いにくい。スカーフ型で。
ゆきなだれ60/120100被弾で威力2倍対草竜。水との補完に優れる。鈍足と相性が良い。
じしん100100-対電気。水技やじわれと範囲が被る。
がんせきふうじ6095素早↓100%追加効果が優秀。サポート用。ヌケニン対策にも。
しねんのずつき8090怯み20%草/毒、草/格闘やドクロッグに。怯みは狙いにくい。
ヘビーボンバー40~120100-フェアリーに対しては一貫性が高い。「ちいさくなる」相手に必中・威力2倍。
すてみタックル120100反動1/3水技とあわせて全18タイプに等倍以上。反動が痛い。
じわれ-30一撃必殺有効打の無い相手に。みずびたしとあわせれば飛行にも有効。
がんじょうにはすべて水が等倍以上で通る。
変化技タイプ命中解説
みずびたし100相手の火力低下、じわれの一貫性向上に。
ほえる-積み技対策。起点化回避に。
鋼やみがわりに強いが、マジックミラーやちょうはつで止まる。
のろい-攻撃・防御を補強。素早さ低下に注意。
ドわすれ-特防を強化。特殊に滅法強くなる。
ねむる-状態異常も含め全回復。カゴのみとあわせて。
ねごと-ねむるとあわせて。じわれのPP節約可能。
まもる-うずしお・たべのこしのターン稼ぎや、プレッシャーとあわせて。

型考察 [編集]

スカーフしおふき型 [編集]

特性:みずのベールorプレッシャー
性格:おくびょう
努力値:CS252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:しおふき/じわれ
選択技:ハイドロポンプorなみのり/れいとうビームorふぶき/めざめるパワー(電/草/炎)

HPを削られる前に高火力しおふきで攻撃するためにこだわりスカーフを持たせる。
最速で115族を抜ける。準速では100族までしか抜けないので、基本的に最速推奨。

他のしおふき持ち(カメックスブルンゲル?等)との差別化のため、じわれは入れておきたい。
HPが削られた後のことを考えるとしおふきと他の水技の両立も考えられる。
しおふきの威力=150×残りHPの割合 なのでHPを3割弱削られるとハイドロポンプのほうが強くなる。

耐久型 [編集]

性格:ずぶとい/おだやか/わんぱく/しんちょう
努力値:HB252orHD252orBD252ベースで調整
持ち物:オボンのみ/たべのこし/カゴのみ/しめつけバンド/ゴツゴツメット
確定技:じわれ
攻撃技:ねっとう/たきのぼり/アクアブレイク/うずしお/れいとうビーム/じしん/クリアスモッグ
補助技:どくどく/まもる/ねむる/みがわり/アクアリング/ドわすれ/のろい/みずびたし/おたけび/とおせんぼう

ホエルオーの耐久型。どの特性でもメリットがある。
じわれがないとやはり他の耐久水と差別化できないので確定技として入る。
また、みずびたしによって鋼に毒やクリアスモッグを入れたり、飛行にじわれを当てたり、相手の一致技の火力を下げられる。

HPと防御・特防の比率の都合上、BD振りの方が物理・特殊の耐久指数合計は高くなるものの、
それぞれは大した硬さにならないため、HBやHDベースで特化した方が役割は持たせやすいか。
BDベースは明確な仮想敵を定めて調整したい。
例:H84B252D172で無補正C振り化身ボルトロス?の10まんボルトを確定耐え、定数ダメージ最小

また、攻撃・特攻種族値がそこそこあるので、無振りでも割と負担を与えられる。
1つ2つ攻撃技を入れておくと仕事をしやすい。

しめつけバンドは、うずしおを採用する場合に。
サマヨール?のようなこちらへの有効打がない耐久ポケモンをうずしお+αでうずしおが終わるターンまでに倒しきれる。

とおせんぼうは、みずびたし+どくどくorじわれコンボ用に。
とおせんぼうとみずびたしを覚えるのはホエルオーとナマコブシ?のみ。ナマコブシはてんねんにより積み技に強いが、ちょうはつに弱い。
一方でホエルオーはどんかんならちょうはつで止まらず、積み技有りきの耐久アタッカーには対応できない。受けループ対策用にでも。


対ホエルオー [編集]

注意すべき点
耐久型のイメージが強いがスカーフ+しおふきのアタッカーも存在。最速で115族抜き。
耐久型の場合はみずびたしからのどくどく、じわれ等。特性「どんかん」によりちょうはつ無効。
対策方法
しおふきや積み技を使われる前に上から叩く。素早いでんきタイプでの速攻が有効。
やどりぎのタネやくさむすびを持つくさタイプも有利。
鈍足なので先手は取りやすいが、補助技対策のちょうはつはどんかんに無効化されてしまう。
どんかんにはちょうはつ状態から回復する効果もあるので、オノノクス?等のかたやぶり持ちでも阻止できない点には注意。