トドゼルガ - ポケモン対戦考察まとめWiki|ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

トドゼルガ [編集]

No.365 タイプ:こおり/みず
通常特性:あついしぼう(ほのおタイプとこおりタイプの攻撃技のダメージを半減する) 
     アイスボディ(天気が「あられ」の時、毎ターン終了時にHPを最大値の1/16ずつ回復する・あられのダメージを受けない)
隠れ特性:どんかん(メロメロ状態にならない・「ゆうわく」「ちょうはつ」「いかく」を受けない)
体重  :150.6kg(けたぐり・くさむすびの威力100)

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ/かくとう/いわ
いまひとつ(1/2)みず
いまひとつ(1/4)こおり
こうかなし---

特性「あついしぼう」の場合、ほのお半減・こおり1/8


ジュゴンラプラスと同タイプ・同傾向の種族値を持つ。
第五世代まではアイスボディ+みがわり・まもるで粘り続けるいわゆる「無限トド」が主流だったが、
第六世代以降は天候ターンの制限、またみがわり貫通手段の増加により、この戦術は事実上消滅した。
現在はこおりタイプでは希少なほのお耐性を持つことが買われて、「あついしぼう」型が大半になっている。

同複合と比較すると、ジュゴンとは特性も被るが能力面で概ね勝る。
ラプラスに対しては数値上の耐久力や攻撃技のレパートリーで劣るものの、
トドゼルガはアンコールやあくびでの起点作りに長け、積み技や一撃必殺技を使いやすい利点がある。
あついしぼう」のほか、どんかんを活かしたサポート型でも差別化は可能。
ただし遅いため後攻補助になりがちなので読みが必要。補助に関してはジュゴンのほうが速度もレパートリーでも上回る。
どちらも使えないあくびやいかりのまえばで流しつつ削る戦術に活路を見出したい。

はらだいこも覚えるが、物理技は威力が微妙かつ癖の強いものが多いので積んでも抜き性能は厳しい。
先制技も使えないため小回りも利かない。

今作BDSPだけでは覚えられない技が多いので育成の際は注意したい。



特性考察 [編集]

あついしぼう
炎・氷タイプの技を半減する。
氷技は元々1/4だが、この特性により氷タイプでは希少な炎耐性を手に入れることが可能。
霰パにおいて炎耐性を持つポケモンは非常に有用であり、天候に頼らず能動的に利用できる点も優秀。
天候パの弱体化に伴い、現在はこの特性による独自の耐性を活かした運用が基本である。
アイスボディ
霰下で毎ターン最大HPの1/16回復。たくわえるやたべのこしとあわせて高耐久を得られる。
第五世代までは標準採用の特性であったが、天候ターン制限に伴い採用率激減。
どんかん
隠れ特性。補助技が豊富なためちょうはつ無効の恩恵は大きい。
物理型においてもいかく無効はありがたい。
とはいえあついしぼうで得られる独自の耐性を超えるほどの魅力は無く、採用率は高くない。

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
れいとうビーム90(135)100凍り10%タイプ一致技。性能安定。
ふぶき110(165)70凍り10%タイプ一致技。霰下なら必中。
こおりのいぶき60(90)90急所100%確定急所により実質威力135。
命中不安だがひかりのかべや積み技に強い。USUM教え技。
こごえるかぜ55(82)95素早↓100%追加効果が優秀。サポート用。剣盾技マシン。
なみのり90(135)100-タイプ一致技。性能安定。
しおみず65(97)/
130(195)
100-HP1/2以下の相手に威力倍増。いかりのまえばとあわせて。
うずしお35(52)85拘束有利な相手を拘束可能。
ぜったいれいど-30一撃必殺有効打の無い相手に。氷タイプやがんじょうには無効。
物理技タイプ威力命中効果解説
アクアテール90(135)90-タイプ一致技。高威力・命中不安。USUM教え技。
アクアブレイク85(127)100防御↓20%タイプ一致技。性能安定。剣盾技レコード。
たきのぼり80(120)100怯み20%タイプ一致技。怯みは狙いにくい。
ゆきなだれ60(90)/
120(180)
100優先度-4タイプ一致技。後攻かつ被弾で威力倍増。鈍足と相性が良い。
こおりのキバ65(97)95凍り10%
怯み10%
タイプ一致技。威力は低いが優先度無し。
じしん100100-対鋼。ランターン水毒複合にも。
いわなだれ7590怯み30%対氷。ギャラドスにも。怯みは狙いにくい。
かみくだく80100防御↓20%ヤドランヌケニンに。
じわれ-30一撃必殺有効打の無い相手に。飛行やふゆう、がんじょうには無効。
いかりのまえば-90-削り技。しおみずとあわせて。ゴーストには無効。USUM教え技。
変化技タイプ命中解説
あくび-起点作りに。ボルトチェンジやエレキフィールドに注意。
アンコール100起点作りに。鈍足なので読みが要る。
たくわえる-防御・特防を補強。3回まで。
のろい-攻撃・防御を補強。素早さ低下のデメリットは小さい。
はらだいこ-攻撃超強化・HP消費。
ねむる-状態異常も含め全回復。カゴのみやねごととあわせて。
まもる-たべのこしやアイスボディのターン稼ぎに。
みがわり-補助技対策や、交代読みで。

型考察 [編集]

耐久型 [編集]

特性:あついしぼう(推奨)orどんかんorアイスボディ
性格:ずぶといorおだやか
努力値:H252 S調整 残りBorD
持ち物:たべのこし/カゴのみ/ヨプのみ
確定技:ぜったいれいど/アンコール
攻撃技:なみのりorしおみず/れいとうビームorふぶきorこおりのいぶき/いかりのまえば
補助技:ほえる/たくわえる/ねむる/ねごと/どくどく/まもる

決定力のないアタッカーや相手の耐久型にぶつけ、アンコールとぜったいれいどで潰す。
ジュゴンでも同じことができるが、耐久、火力共にこちらが上回る。
トドゼルガに有利ながんじょう持ちに対してはなみのりかれいとうビーム(ふぶき)のどちらかががあればほぼ対応できる。
みがわりや攻撃系の積みに対してはほえるで楽に対応できるが、読んでアンコールしてもいい。

特性はあついしぼう推奨。氷タイプで炎を半減にするポケモンは他に同特性のジュゴンのみ。
ラプラスとの差別化、ジュゴンの上位型として期待できる。
霰パに入れる際も弱点である炎技の一貫切りという重要な役割を担える。
挑発で動けなくなるのを防ぎたい場合は隠れ特性のどんかんがおすすめ。


対トドゼルガ [編集]

注意すべき点
高い耐久力からのぜったいれいど。あくび、アンコール等での起点作り。
特性「あついしぼう」の場合は炎技半減。「どんかん」の場合はちょうはつ無効。
対策方法
アンコールがあるので下手に起点にしようとはせず、
ぜったいれいどの試行回数を稼がれる前にすばやく弱点攻撃で倒す。