ブニャット - ポケモン対戦考察まとめWiki|ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

ブニャット [編集]

No.432 タイプ:ノーマル
通常特性:あついしぼう(ほのおタイプとこおりタイプの攻撃技のダメージを半減する) ※ニャルマーのとき「じゅうなん」
     マイペース(混乱状態にならない、特性いかくを受けない)
隠れ特性:まけんき(相手に能力を下げられた時、攻撃が2段階上がる) ※ニャルマーのとき「するどいめ」
体重  :43.8kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
高速ノーマルHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ブニャット7182646459112452あついしぼう/マイペース/まけんき
エテボース75100666066115482テクニシャン/ものひろい/スキルリンク
ペルシアン6570606565115440テクニシャン/じゅうなん/きんちょうかん

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう
いまひとつ(1/2)---
いまひとつ(1/4)---
こうかなしゴースト

特性「あついしぼう」の場合、ほのおこおり半減


見た目に反して高めの素早さが売りの単ノーマル
しかし火力・耐久ともに不安の残る数値で、特性も受動的なものばかり。
単にアタッカーが欲しいのであればエテボースの方が適性があると言える。

それでなくともライバルの多いタイプであるため、差別化には技構成が重要。
同タイプとしては珍しいさいみんじゅつ、ふいうち、じこあんじといった搦め手が多数。
エテボースが持たない攻撃技としてはじゃれつく、じたばたも習得するので、優先的に採用したい。

また、前述した特性はマイペースまけんきともにいかくに強い。
習得技の性質もあり、どちらかというとダブル向けのポケモン。

BDSPではイカサマやはたきおとす、いかりのまえばといった優秀な技が喪失。
火力不足が更に深刻化し、前述の変則的な技の優先度が更に上昇することに。



特性考察 [編集]

あついしぼう
ほのおこおり半減。とはいえそれでも耐性は少ない。
耐久が低いので半減だろうと後出しは困難。対面用の保険として考えた方がよい。
マイペース
第八世代でいかく無効の効果が追加。とはいえそれだけならまけんきで十分。
能動的に混乱する技は持たず、自傷率低下に伴い需要も低下中。
シングルでは候補外だが、ダブルでフラフラダンスやいばると併用するなら視野。
まけんき
隠れ特性。能力が低下すると攻撃が2段階上昇。こちらもいかくに強い。ダブルでは最優先。
とはいえ能力低下自体は防げず、いかくを受けた場合は差し引き1段階でまだ火力的には不安。
他の能力が低下した際にも発動するが、素早さを下げられると致命傷になりかねない。
ブニャット相手にわざわざ耐久を下げてくる相手もそういない為、シングル向きとは言い難いか。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
のしかかり85(127)100麻痺30%性能安定。追加効果が優秀。小さくなるに必中+威力2倍。
とっておき140(210)100-タイプ一致技。工夫が要るが高威力で連発可。
かたきうち70(105)/140(210)100-タイプ一致技。死に出しで威力倍増。
じたばた20~200(30~300)100-タイプ一致技。最大威力は一番。タスキやこらえるとあわせて。
じゃれつく9090攻撃↓10%バンギラスミカルゲに。エテボースは覚えないので差別化にも。
シャドークロー70100急所ランク+1対ゴースト。性能安定。
どろぼう60100道具奪取相手の持ち物次第では有用。消費アイテムとあわせて。
じならし60100素早↓100%対岩・鋼。追加効果が優秀。ダブルでは周囲全体攻撃。
つばめがえし60必中-4倍ピンポイント。2倍ではのしかかりと殆ど火力が変わらない。
とんぼがえり70100自分交代攻撃しつつ撤退。不利対面回避に。
ふいうち70100優先度+1読みが要るが高威力の先制技。
でんこうせっか40(60)100優先度+1タイプ一致技。ふいうちより低威力だが使いやすい先制技。
ねこだまし40(60)100優先度+3
怯み100%
タイプ一致技。タスキ潰しや、ダブルでのコンボ崩しに。
変化技タイプ命中解説
さいみんじゅつ60つめとぎと相性良い。命中1段階上昇時の催眠術の命中は80%。
ただし、素の状態で2発撃ったほうが一発でも当たる確率は高い(84%)。
いばる85妨害技。イカサマを失ったのでリスクが高い。
ちょうはつ100補助技対策。素早いので使いやすい。ふいうちと相性が良い。
ほえる必中妨害技。積み技やトリックルームを使う相手を追い返す。
つめとぎ-攻撃・命中率補強。とっておきやさいみんじゅつとあわせて。
あまえる100物理アタッカー対策。
みがわり-補助技対策や、じたばた・いばるとあわせて。
こらえる-じたばたとあわせて。

型考察 [編集]

基本型 [編集]

特性:マイペースorあついしぼうorまけんき
性格:ようき/いじっぱり
努力値:S252 H244 or A252
持ち物:いのちのたま/ラムのみ/オボンのみ/ヨプのみ/シルクのスカーフ/ウイのみ
攻撃技:のしかかり/じゃれつく/シャドークロー/どろぼう/とんぼがえり/じならし/ふいうち/でんこうせっか/ねこだまし
補助技:さいみんじゅつ/あまえる/つめとぎ/ちょうはつ/みがわり

叩き台。A種族値が高いエテボースと異なり、ねこだましとでんこうせっかを両立できるのは評価点。
ただ、Aに振っても素の攻撃やサブウェポンの威力が低いため、アタッカーとして活躍させることは厳しい。

まけんきが発動すれば補えるが、素早さを下げられた場合で長居させるのは危険。
ねこだまし→とんぼがえりで削って、補助型や積みアタッカーにはちょうはつを撃ち、有利な後続に繋ぐ。
生還できたなら、終盤に手負いのポケモンを狩ることもできる。

Hに振る場合、耐性の増えるあついしぼう推奨。具体的にはH244でおくびょうC252振り@いのちのたまリザードンの晴れオーバーヒートも確定耐え。
基本は先発で出し、ねこだましやのしかかりでダメージを負わせ、有効な相手であればちょうはつやあまえるで骨抜きにして後続へ繋げる。

マイペースならば、第七世代で強化されたウイのみ(実の味が嫌いな=ウイの場合はC下降性格のポケモンが混乱する)を食べても、ようきのブニャットは混乱せず、C下降補正性格(いじっぱり、ようきなど)の物理型が使うむしくい・ついばむに対して混乱を誘発するといった芸当が一応可能。
状況が非常に限定的なうえ、自傷率低下によりリターンも少ないが、いばるよりは低リスクか。

じたばた型 [編集]

特性:マイペースorまけんき
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:チイラのみ/きあいのタスキ
確定技:じたばた
物理技:どろぼう/シャドークロー/とんぼがえり/ふいうち/でんこうせっか/ねこだまし
補助技:ちょうはつ/こらえる/つめとぎ/みがわり/さいみんじゅつ

高い素早さからの一致じたばたで最高火力を狙う型。
こらえる+チイラのみと、きあいのタスキ+つめとぎで型が分かれる。

HPが半端に削られてしまったら、みがわりでHPを調整して火力を少しでも上げたい。

とっておき型 [編集]

特性:まけんき
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/シルクのスカーフ/ノーマルZ
確定技:とっておき
選択技:ねこだまし/まもる/つめとぎ 等の中からいずれか1つ

他のノーマルポケモンでおなじみのとっておき型。
シングルではエテボースの壁が厚いので、まけんきを活かしてダブルでやるのが向いていると思われる。

基本はねこだまし→とっておきだが、
ダブルバトルではまもるが重要なため、ねこだまし→まもる→とっておき、
もしくはまもる→とっておきという構成でもよいだろう。
死にだし限定となるが、かたきうちを採用すれば初ターンから威力140技を撃てるようになる。

【ダブル】アタッカー型 [編集]

特性:マイペースorまけんき
性格:ようき/いじっぱり
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/シルクのスカーフ
確定技:ねこだまし/とっておきorのしかかり
攻撃技:シャドークロー/どろぼう/でんこうせっかorふいうち/とんぼがえり/じならし/アイアンテール
補助技:まもる/ちょうはつ/うそなき/さいみんじゅつ

相手のいかくを牽制できるねこだまし使い。
攻撃対象が増えるダブルバトルでは一致技が通りやすくなるので扱いやすい。
一致技が効かない相手になったらさいみんじゅつで妨害も。


対ブニャット [編集]

注意すべき点
高い素早さと、いかくや補助技を起点にできるまけんきの存在。
じたばたやとっておきなど、状況次第で高威力の一致ノーマル技のほか、さいみんじゅつなどの搦め手も多い。
対策方法
元々の火力は低めで、高威力のサブウェポンにも乏しいため、並以上の耐久力を持つゴーストいわはがねポケモンであれば楽に受けられる。
おにびやでんじは、トリックルームに弱い。