ネオラント [編集]
No.457 タイプ:みず 通常特性:すいすい(天気が「あめ」の時、素早さが2倍になる) よびみず(みずタイプの技を受けた時、その技を無効化し特攻を1段階上げる。 ダブルバトルで、自分以外のポケモンが使った単体対象のみずタイプの技の攻撃対象を自分にする。) 隠れ特性:みずのベール(やけど状態にならない) 体重 :24.0kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
おいかぜ/水 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ネオラント | 69 | 69 | 76 | 69 | 86 | 91 | 460 | すいすい/よびみず/みずのベール | |
スイクン | 100 | 75 | 115 | 90 | 115 | 85 | 580 | プレッシャー/せいしんりょく | |
ペリッパー | 60 | 50 | 100 | 95 | 70 | 65 | 440 | するどいめ/あめふらし/あめうけざら | |
マンタイン | 85 | 40 | 70 | 80 | 140 | 70 | 485 | すいすい/ちょすい/みずのベール |
第4世代出身のみず単タイプのポケモン。
種族値は100を超えるものが無く、全体的に低水準。
おまけに習得技の多くが同族も覚えられるものであり、厳しい立場にある。
アタッカー型としては特性すいすいを持つが攻撃も特攻も69と低く、自発的な火力増強手段も殆どない。
おまけに技威力もふぶきを除き軒並み100以下で、その範囲も水としてはありふれたもの。
他にもっと優れた水ATは沢山いるので、ネオラントにお呼びがかかることはないだろう。
耐久型にしてもただでさえ種族値が足りないのに自身の耐久を上げる手段が皆無で、
強いて言えばあまえるやねっとうが物理アタッカーの妨害になる程度。特殊アタッカーへの誤魔化しは効かない。
しかもその道にもスイクンやママンボウ?、ナマコブシ?など大きな壁がある。
すいすいやよびみず、おいかぜを活かすならダブルでのサポート向き。
ダブルでのサポート水としてはおいかぜを覚えるスイクン、あめふらしを持つペリッパーがライバルとなるか。
それらと比べた場合の優位点は、よびみずで水弱点の味方を守りつつおいかぜが発動できること。これらを両立できるポケモンは自身のみ。
習得技も被り気味とはいえ、こごえるかぜやみずびたしといった汎用的なサポート技は揃っているため、味方との連携を心がけて運用したい。
第8世代から他ポケモンと同様、どくどく没収。以前は覚えられた虫技も大半が没収。
サポート寄りのネオラントには痛い。
特性考察 [編集]
- すいすい
- すいすい持ちではフローゼル、ラブカスに次ぐ素早さで、無補正無振りでも最速150族と同速。
雨パメタとしても素早さ種族値そのものはゴルダックやキングドラより高い。
そのまま先手でおいかぜを展開し、味方の高速アタッカーに託す流れも可能である。
- よびみず
- こちら側への水技を無効化出来る。主にダブルでは有用。
みずタイプでの所有者も他はトリトドンのみで差別化にも繋がる。
特にAガラガラ?やドサイドンと組めば互いの弱点をカバーできる。
特殊型なら特攻上昇も活かせるが、発動が相手依存なので安定しない。
メガギャラドスとバスラオ?くらいしかいないが、かたやぶりで無効化されるのは忘れずに。
- みずのベール
- 隠れ特性。火傷しなくなるが、サポート型には損害が少ない。
物理アタッカーにしても素の攻撃力はたった69。
受け出し以外でおにびやねっとう、ほのお技撃たれる機会は殆ど無い。
トレース対策にはなるが、発動も相手に依存する上、自身の火力増強にもなるすいすい+あまごいの方が優秀なので基本候補外。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
アクアテール | 水 | 90(135) | 90 | - | タイプ一致技。威力重視。 | |
たきのぼり | 水 | 80(120) | 100 | 怯み20% | タイプ一致技。命中重視。すいすいやおいかぜとあわせれば怯みを狙える。 | |
じたばた | 無 | 20~200 | 100 | - | 最大威力は一番。タスキやみがわりとあわせて。 | |
とびはねる | 飛 | 85 | 85 | 溜め攻撃 麻痺30% | 対草。うずしおと相性が良い。かみなりやぼうふうに注意。 | |
とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 自分交代 | 対草。攻撃しつつ撤退。サポート後の退場に。 | |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
なみのり | 水 | 90(135) | 100 | - | タイプ一致技。性能安定。 | |
ねっとう | 水 | 80(120) | 100 | 火傷30% | タイプ一致技。追加効果狙い。 | |
うずしお | 水 | 35(52) | 85 | 拘束ダメ | タイプ一致技。ねっとうとあわせて。 | |
れいとうビーム | 氷 | 90 | 100 | 凍り10% | 対草・ドラゴン。水定番のサブウェポン。 | |
ふぶき | 氷 | 110 | 70 | 凍り10% | 霰やZクリスタルとあわせて。 | |
こごえるかぜ | 氷 | 55 | 95 | 素早↓100% | サポート用。ダブルでは相手全体攻撃。USUM教え技。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
あやしいひかり | 霊 | 100 | 妨害技。命中安定・デメリット無し。タマゴ技。 | |||
いばる | 無 | 85 | 妨害技。やや命中不安。特殊型にはあやしいひかりより有効。 | |||
あまえる | 妖 | 100 | 物理アタッカー対策。クリアボディやまけんきに注意。 | |||
みずびたし | 水 | 100 | 相手の火力低下、じたばたの一貫性向上に。 | |||
あまごい | 水 | - | 水技の補強や、すいすいの発動に。とんぼがえりで退場可能。 | |||
おいかぜ | 飛 | - | サポート用。味方の素早さ倍増。よびみず持ちで覚えるのは自身のみ。 | |||
こうそくいどう | 超 | - | 素早さ強化。おいかぜ・すいすいと異なりターン制限無し。 | |||
みがわり | 無 | - | 補助技対策や、じたばた・いばるとあわせて。 |
型考察 [編集]
あまごい型 [編集]
特性:すいすい
性格:しんちょう
努力値:H244 DS調整
持ち物:しめったいわ
確定技:あまごい/とんぼがえり/たきのぼり
選択技:あまえる/ゆうわく/みずびたし/どくどく/あやしいひかり/しんぴのまもり
ネオラント自身に決定力はないので、あまごいしてとんぼがえりで戻って後続に任せるか毒を撒く。
第七世代ではペリッパーがあめふらしを獲得し、雨始動→とんぼがえりを1ターンでできるようになったため、
ネオラントでやるからには耐性の違いを活かすか、何かしらの補助技を入れておきたい。
- 調整例
- しんちょう H244 A132 B4 D100 S28
H:16n-1
A:雨下たきのぼりで無振りメガリザードンYを高乱1
D:無補正C振りメガリザードンYのソーラービームを確定耐え
S:準速バンギラス抜き
おいかぜ型 [編集]
特性:よびみず
性格:ようき
努力値:H244 S252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:おいかぜ/とんぼがえり/たきのぼり
選択技:あまえる/ゆうわく/みずびたし/どくどく/あやしいひかり/あまごい/しんぴのまもり
おいかぜをして後続に繋ぐ。スイクンとはとんぼがえりで差別化できる。
対ネオラント [編集]
- 注意すべき点
- すいすいにより雨下ではかなりの素早さを持ち、雨パアタッカーも上から妨害される。
よびみずもあるので水タイプに強い。あまえる、おいかぜなど優秀なサポート技を覚える。
- 対策方法
- 種族値は控えめなので他の高耐久水の対策ができていれば苦にならない。
補助技を使うことが多いので上からのちょうはつが有効。
みずびたしや、ねっとうによるやけどには注意。