ムクホーク [編集]
No.398 タイプ:ノーマル/ひこう 通常特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる) 隠れ特性:すてみ(反動でダメージを受ける技の威力が1.2倍になる) 体重 :24.9kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
物理N/飛行 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ムクホーク | 85 | 120 | 70 | 50 | 60 | 100 | 485 | いかく/すてみ |
オニドリル | 65 | 90 | 65 | 61 | 61 | 100 | 442 | するどいめ/スナイパー |
カモネギ | 52 | 90 | 55 | 58 | 62 | 60 | 377 | するどいめ/せいしんりょく/まけんき |
ドードリオ | 60 | 110 | 70 | 60 | 60 | 110 | 470 | にげあし/はやおき/ちどりあし |
第4世代のノーマル×ひこう複合ポケモン。
序盤鳥としては破格の攻撃種族値を持つのみならず、技も高威力のものが多く数値以上の火力を誇る。
かといってパワー一辺倒でもなく、とんぼがえりやいのちがけで不利な相手にも爪痕を残せる多芸さが売り。
火力をさらに高めるすてみ・とんぼがえりともシナジーがあり擬似的な物理耐久を付与するいかくと特性も秀逸。
序盤鳥ポケモンでありながら、環境上位に君臨した経験もある強豪の一角。
BDSPではおんがえしが廃止。ノーマル一致技はすてみタックル、からげんきからの選択に。
前者はすてみと相性が良く、後者は状態異常、特に火傷対策として有効だがどちらも癖はやや強め。
初登場にして大活躍した原作のリメイク、かつ当時は無かったすてみを引っ提げての登場とあり、活躍に期待がかかる。
特性考察 [編集]
アナウンスが出る特性と出ない特性なので場に出た瞬間に特性がバレることに注意。
- いかく
- 繰り出し性能の向上、物理アタッカーに対する流し性能の強化を目的に。
羽休めを覚えるが素の物理耐久が低く、反動ダメージやインファイトの耐久低下があるので受けは厳しい。
何度も繰り出すことを考えず、あくまで自身の対面性能を確保し、競り負けた時にも後続のサポートを狙える程度の認識に留めるとよい。
自身が物理アタッカー気質の種族値を持つ関係上トレースにも注意。
- すてみ
- 隠れ特性。メインウェポンの火力を一気に高める。その火力は並の物理受けでも等倍ならゴリ押せる程。
すてみ・A特化@ハチマキのブレイブバードでB特化ポリゴン2やクレセリアを確2。
高耐久のくさタイプも確1圏内に入るが、反動も増すので短命になる。
技考察 [編集]
型考察 [編集]
基本型 [編集]
特性:いかく/すてみ
性格:ようき/いじっぱり
努力値:AS252
持ち物:こだわりハチマキ/いのちのたま
確定技:ブレイブバード/インファイト
選択技:とんぼがえり/すてみタックルorおんがえし/いのちがけ/がむしゃら/でんこうせっか
持ち物で火力を補強し100族のSからの高い打点と広い攻撃範囲で相手を叩く型。
降臨機会を得やすく後続も有利になるいかくと、一致技の威力を補強するすてみでは運用が全く異なるので注意。
言うまでもないが特性は2種類で、片方がいかくなので場に出した時点で特性が相手に割れる。
火力は等倍でも充分に高く、すてみ・無補正A振り@ハチマキのブレイブバードで無振りガブリアスを確1。
強力な物理受けでも後出しさせない力を持っている。
対面では2耐えされることもあるので大人しくとんぼが有効。
スカーフ型 [編集]
特性:いかく/すてみ
性格:いじっぱり/ようき
努力値:A252 S252or調整 残りH
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:ブレイブバード/インファイト/とんぼがえり
選択技:すてみタックル/いのちがけ
速攻低耐久アタッカーを上から叩ける。とんぼがえりとの相性も良い。
この型もいかくとすてみでは運用が全く異なる。
いかくの場合はいかくを序盤で撒きつつ、終盤ブレバで抜いていくという動きができる。
すてみの場合は基本的に高火力で上から殴るというスタイル。
他のスカーフ持ちの事も考えてようきも候補に入る。
他のスカーフ持ちや、竜舞ギャラドス等に先制することを意識したASベースか
先制技や撃ち合いに強くいのちがけも採用しやすいHAベース、
いのちがけに特化したHSベースに分かれる。
- 性格について
- いかくの場合は基本的にいじっぱりで良いと思われる。
いじっぱりスカーフガブリアスなどを抜きたい場合のみようきも選択肢になるが、火力に差が出る。
HDカバルドンではきのみ込みで 受け出されてしまうが、
いじっぱり+すてみの場合はムクホークの技を半減できないポケモンの受けは難しい
おいかぜサポート型 [編集]
特性:いかく
性格:ようきorいじっぱり
努力値:HP252、素早さ調整or252(残りは攻撃)
持ち物:きあいのタスキ
確定技:おいかぜ/いのちがけ
選択技:ブレイブバード/すてみタックル/とんぼがえり/でんこうせっか/がむしゃら
おいかぜといのちがけの相性のよさを生かせる型。先発で出せば読まれにくい。
いかくと突破力の高さから交換も誘いやすいのでおいかぜが決まりやすい。
おいかぜ後はいのちがけやブレイブバード・すてみタックルでの自主退場、がむしゃらでの削り等で後続へつなぐことができる。
何より読まれにくく、物理受けに交換される方が立ち回りやすくなる型。
ムクホークでは普通はほぼありえないタスキで、最低限の仕事はこなしてくれる。
ASすてみで、退場技をブレイブバード&すてみタックルにするのはあり?
普通に応戦されたらいのちがけがまともに入らなくなるから、高火力反動技で退場する方が強い気がする。
対ムクホーク [編集]
- 注意すべき点
- 高い攻撃種族値からのブレイブバード、すてみタックル、インファイト。
繰り出し性能を高めるいかくと、主力のタイプ一致技2つを強化できるすてみ、どちらの特性も非常に強力。
すてみ+ハチマキだとB特化ギャラドスでいかくを入れても受けきれず、クレベース?クラスでないと数値受けは難しい。
いのちがけを使えるポケモンの中では、禁伝除き最もHPが高い点も留意しなければならない。
スカーフ持ちが多く、素早い電気タイプ等でも先制できずとんぼがえりで撤退されてしまう。
- 対策方法
- ブレイブバードやインファイトを多用するため、いかく込みでも耐久は低い。
問題はいかに被害を減らすかだが、ノーマル・飛行・格闘半減以下のポケモンは通常ロトムだけである。
ドータクン、メタグロス、エアームドなどでも受けられるが、
こちらはいのちがけで落とされるため全ての型を完封するのは難しい。
ただし、ほとんどがこだわりアイテム持ちであり、サイクル戦を回せるほどの耐久も無いため、
ある程度型を絞って立ち回れば受け流せる。ステルスロックがあればなお良い。
速さと火力を押さえつけるための麻痺や火傷を入れてしまうのも有効。