カイリキー - ポケモン対戦考察まとめWiki|ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

カイリキー [編集]

No.068 タイプ:かくとう
通常特性:こんじょう(状態異常のときに攻撃が1.5倍になる・やけどによる物理技の威力低下を無視)
     ノーガード(お互いの技が必中になる。あなをほる、そらをとぶなどをしている間でも命中する)
隠れ特性:ふくつのこころ(怯むと素早さが1段階上がる)
体重  :130.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
鈍足格闘HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
カイリキー9013080658555505ノーガード/こんじょう/ふくつのこころ
ハリテヤマ14412060406050474あついしぼう/こんじょう/ちからずく

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ひこう/エスパー/フェアリー
いまひとつ(1/2)むし/いわ/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

第1世代のかくとう単タイプで、鈍足だが物理アタッカーとしてバランスの取れたステータスを持つ。
特性ノーガードにより必中になるタイプ一致ばくれつパンチが強力。
無効化されるかミストフィールド下でもない限り混乱の追加効果が付きまとうため、相手パーティの撹乱性能に長けている。
ノーガードを逆手に取れるこんじょうも優秀であり、他のかくとうタイプ同様サブウェポンも豊富である。

調整しやすい耐久とそれなりの補助技を併せ持つので仮想敵をしっかりと見定めて運用したいところ。素早さもスカーフでなくても抜きたい相手を見定めて振ると尚良い。

VC産でじわれを覚えさせることができるが、隠れ特性固定なのでノーガードと両立できない。
ノーガードで一撃必殺技を放つには、結局第3世代でものまねを習得させるかVC産になりきりを習得させるかしないといけない。
また、BDSPのver1.1.1でバグを利用してぜったいれいど等が習得できたが、現在習得不可能で対戦も不可能なため、両一撃必殺について考察は行わない。

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特性考察 [編集]

ノーガード
カイリキーを代表する「ノーガード+ばくれつパンチ」のコンボが可能。
サブウェポンとしてよく採用されるストーンエッジ、耐久型でのどくどく、役割破壊のだいもんじも必中となる。
ただし相手からのぜったいれいど等の一撃技も必中になってしまうので注意。
ゲンガー等のさいみんじゅつやヤミラミ等のおにびも怖い。
こんじょう
同特性のハリテヤマが存在するが、
ノーガードのイメージが強くおにびを撃たれやすいので、発動機会はそれなりに多い。
ふくつのこころ
隠れ特性。ねこだましが飛び交うダブルバトルなら発動のチャンスはあるか。
最速で1回発動した時の素早さ実数値は175。最速107族まで抜けるようになる。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
ばくれつパンチ100(150)50混乱100%タイプ一致技。ノーガードで必中。追加効果も優秀。
インファイト120(180)100防御・特防↓タイプ一致技。火力は高いが耐久ダウン。こんじょう型用。
クロスチョップ100(150)80急所率+1タイプ一致技。こんじょう型用。
ストーンエッジ10080急所率+1命中難だが格闘との相性補完に優れる。ノーガードで必中。
がんせきふうじ60    95素早さ↓100%すばやさ操作技。交代先にも刺さり味方にも恩恵が及ぶ。無効タイプなし。
じしん100100-格闘半減のフェアリーにも等倍で通るが飛行には無効。
対毒にも使えるがメジャーなフシギバナには等倍。
どくづき80100毒30%対フェアリー。対面では撃ち難く、交代読みだとゴーストには半減される。
れいとうパンチ75100凍り10%遺伝技。格闘との相性補完に優れる。グライオン等に。
かみなりパンチ75100麻痺10%遺伝技。決定力不足。ギャラドスピンポイント。
ほのおのパンチ75100火傷10%遺伝技。決定力不足。ヘラクロスには先制されて落ちるし交代読みならばくれつパンチで。
だいもんじ11085火傷10%物理受けの草や4倍狙い。非接触。たつじんのおびやいのちのたまが無いと決定力不足。
はたきおとす65→97100道具排除対エスパー、ゴースト。こだわりハチマキで防御特化ヤドランも突破可能。
きあいのタスキは貫通できない。
同タイプのDDラリアット・じごくづきは剣盾技レコード限定。
しっぺがえし50→100100後攻時威力倍高速のエスパー・ゴーストの前では居座り難い。最鈍にしても4振り30族より速い。
バレットパンチ40100優先度+1唯一の物理先制技。あると便利。フェアリーへの牽制にも。
変化技タイプ命中備考
アンコール100素早さが低いため補助技読みで繰り出すのはやや難しい。
ひかりのかべ-サポート用。リフレクターは覚えない。
ビルドアップ-攻撃↑防御↑。ドレインパンチとあわせて。
ねむる-ドレインパンチは覚えないので唯一の回復技。ねむねご戦法でも。
ねごと-ノーガードの場合必中になる催眠技対策。またはねむねご戦法で。
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型考察 [編集]

ノーガード基本型 [編集]

特性:ノーガード
性格:いじっぱりorようきorゆうかん
努力値:攻撃252 HPor素早さ252 またはHPと素早さをベースに調整
持ち物:ラムのみ/いのちのたま/たべのこし/オボンのみ
確定技:ばくれつパンチ
選択攻撃技:ストーンエッジ/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ほのおのパンチ/じしん/バレットパンチ/はたきおとす/からげんき
選択補助技:アンコール/みがわり/どくどく

ノーガードにより、ばくれつパンチ必中で、混乱確定。
ストーンエッジも必中なので安心して撃てる。
対エスパー・ゴーストにはたきおとす。鈍足もカバーでき、フェアリーにも通る先制技のバレットパンチ。
↑有用なエスパーやゴーストは殆どがメガ石Zクリスタル鬼火持ちだからはたきおとすはあまり役に立たないのでは
1発当てたところで耐えられてサイキネとかで落ちる
↑単に文章が更新されてないだけ。履歴を見ると2016-11-11時点にその文章が書かれていて、以降内容は何も変わっていない。

なげつける型 [編集]

持ち物:でんきだま/くろいてっきゅう
確定技:なげつける

でんきだま
受けにきたポイズンヒールグライオンを麻痺させたり、高速アタッカーのタスキを潰しつつ素早さを逆転することが可能。
ばくれつパンチの混乱と麻痺を合わせれば相手は43.75%行動不能。
H4振りラティオスをなげつける+れいとうパンチで確殺。
H4振りゲンガーをなげつける+ストーンエッジで確殺(いわなだれでも91.9%の確率でノーダメージで倒せる)。
H155B93ヘドロゲンガーはなげつける+ストーンエッジを確定で耐えるのでいわなだれも選択肢に入る。
くろいてっきゅう
投げつけるの最大ダメージ。素早さが落ちるのでトリックルーム前提。
最鈍(マイナス補正性格、個体値0、努力値0)+くろいてっきゅうで最鈍25族と同速。

こだわりスカーフ型 [編集]

特性:ノーガードorこんじょう
性格:ようき
努力値:攻撃252 素早さ252 特防4
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:ばくれつパンチorインファイトorクロスチョップ
選択技:ストーンエッジ/れいとうパンチ/はたきおとす/どくどく

ばくれつパンチを先制できれば撃ち合いで有利だが、意表を突けるほど型の認知度は低くない。
後出し性能が低いうえに技の一貫性も低く読みの負担が大きい。
最速で実値175になり種族値107以下の最速まで抜けるが、最速108族以上には抜かれる。
いじっぱり準速だと実値160にしかならず、最速95族161にも劣るため選択肢にならない。

トゲキッスよろしくHS振りでも活躍が見込まれている。

こだわりハチマキ型 [編集]

特性:ノーガードorこんじょう
性格:いじっぱりorようき
努力値:HAベースで調整
確定技:ばくれつパンチorインファイトorクロスチョップ
選択技:ストーンエッジ/れいとうパンチ/はたきおとす/バレットパンチ

HP極振りしても特化バンギラスのハチマキストーンエッジ2発と砂ダメージで乱数圏内に入る程度の耐久。
ただ4振りバンギラス抜き(S60振り)やはたきおとすで特化ヤドラン確2(A220振り)も重要で余裕は無い。
後出し性能が低いうえに遅いので行動機会を作り難い。サブウェポンにもよるが技の一貫性も高くなく読みの負担が大きい。
こんじょうなら状態異常読みで後出しできる場合も。こんじょう発動時のインファイトで特化FCロトム確1。

とつげきチョッキ型 [編集]

特性:ノーガードorこんじょう
性格:いじっぱり/しんちょう
努力値:攻撃・素早さ調整 残り耐久
持ち物:とつげきチョッキ
確定技:ばくれつパンチorインファイトorクロスチョップ/はたきおとす
選択技:ストーンエッジ/どくづき/れいとうパンチ/バレットパンチ

H193-A176-B101-D124-S83(いじっぱりH220-A76-B4-D148-S60)
C252ラティオスのこだわりメガネりゅうせいぐん2連発を確定で耐え、はたきおとす+バレットパンチで耐久がB4のみ振りを確殺。
こんじょうの場合、同じ攻撃と素早さと特殊耐久に調整したハリテヤマより物理耐久が約8%高い。

起点作り型 [編集]

特性:ノーガードorこんじょう
性格:ようき
努力値:素早さ252 残り攻撃or耐久
持ち物:きあいのタスキ/オボンのみ/ラムのみ
確定技:こわいかお/アンコール
選択攻撃技:ばくれつパンチ/クロスチョップ/ストーンエッジ/がんせきふうじ
選択補助技:まもる/みがわり/どくどく/ひかりのかべ

「格闘アタッカー」としてのイメージが非常に強いカイリキーを起点にしようとするポケモンをアンコールで縛って逆に起点にする型。
こわいかおを使うことによって素早いポケモンでも上から縛りやすい。
縛った後は後続に繋いだり、攻撃したり。立ち回りによって特性・技2枠を選んでいく。
ばくれつパンチのおかげで縛っても交代されにくいのが強みとなる。


対カイリキー [編集]

注意すべき点
特性ノーガードにより必中となるタイプ一致のばくれつパンチと相性補完のストーンエッジ。
ばくれつパンチによる混乱にはコスト・リスクがないため、単純に考えてターンを越えて1/3の確率でひるむようなもの。
火力に加えてこのメリット効果は等倍で受けに行くのは安定しない。
じしんや岩技や悪技、三色パンチによる広い攻撃範囲。はたきおとす、がんせきふうじ、アンコールといった搦め手。
こんじょうもいるため型を見極めてからでないとおにびは撃ちづらい。
また、こだわりスカーフを持てば106族まで抜ける。
対策方法
素早さが低いため、対面からならばエスパーフェアリーひこうポケモンで苦もなく突破できるが
耐久はそれなりにあり、タイプ一致の高威力技でなければ1発は耐えてくる。
また、安易な受け出しはばくれつパンチによる混乱や交代読みでの4倍弱点、こだわりスカーフでの奇襲など不確定な要素が多く危険。
安定行動になりやすいばくれつパンチを警戒するならば、スカーフ型にも先制できる108族以上のラムのみ持ちや、
[ゴーストタイプのポケモン、マイペースヤドランであれば安定する。
ただし、第7世代では混乱の自傷確率が1/3まで減少したため、それ自体は過度に警戒しなくともよい。
これらのポケモンへの打点となる「はたきおとす」も「ナモのみ」を持たせることでケアできる。
ばくれつパンチを持っていればまずノーガードであるため、おにびや一撃技をためらわず撃てる。

外部リンク [編集]