ネンドール - ポケモン対戦考察まとめWiki|ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

ネンドール [編集]

No.344 タイプ:じめん/エスパー
特性:ふゆう(地面タイプの技を受けない)
体重:108.4kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
高耐久超複合HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ネンドール60701057012075500ふゆう
ドータクン67891167911633500たいねつ/ふゆう/ヘヴィメタル

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/くさ/こおり/むし/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)かくとう/どく/エスパー/いわ
いまひとつ(1/4)---
こうかなしでんき

特性「ふゆう」により、じめん無効


唯一の「じめん×エスパー」の複合タイプを持つポケモン。
特性「ふゆう」を併せ持つため、でんきじめんいわかくとういわじめんの補完に優れる組み合わせに強い。
防御・特防いずれも高く、特性を含めると半減・無効合わせて6タイプに耐性を持つ。
ただし、弱点も6タイプと多く低HP。高速再生回復技を覚えないため回復手段にも限りがあり、不安定さは否めない。
特に搭載率の高いこおり技やあく技で役割破壊されやすいのが難点。
習得技や種族値によるコンボ要員としての素養に反して全18単タイプ中10タイプと弱点が被り補完が取りにくい点も問題と言える。
補完に優れると言えるのはノーマル・電気・毒あたりに限られる。

攻撃面はタイプ一致で等倍以上をとれる範囲が広く、半減にもサブウェポンで弱点を突くことが可能。
ただし攻撃も特攻も低いため、火力不足で落とせない相手も多い。
サポート技+だいばくはつでの起点作りも可能だがドータクンの壁が厚く、総じて不遇気味。

第8世代でボディプレス習得。高い防御を活かしつつ悪に反撃できる技である。
だが、BDSPではそれらを含め多くの技が没収されている状況である。



技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
だいちのちから90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。岩や鋼にはじしんより通りやすい。
サイコキネシス90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
れいとうビーム90100凍り10%対草・飛行。4倍狙いでガブリアスグライオンにも。
シャドーボール80100特防↓20%対エスパー。ゴーストにも抜群。
マジカルシャイン80100-対悪。ズルズキン?サザンドラ?に。
くさむすび20~120100-対水。威力不安定。エナジーボールは覚えない。
ソーラービーム1201001ターン溜め水や地面タイプへの不意打ち。パワフルハーブや晴れとあわせて。
物理技タイプ威力命中効果解説
じしん100(150)100-タイプ一致技。D>Bの多い電気にはだいちのちからより通りやすい。
ダブルでは周囲全体攻撃。
じならしとともにグラスフィールドで半減されるため需要低下。
じならし60(90)100素早↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。サポート用。
ストーンエッジ10080急所ランク+1対虫・飛行。地面技との相性補完に優れる。
いわなだれ7590怯み30%ストーンエッジと選択。怯みは狙いにくい。
がんせきふうじ6095素早↓100%サポート用。じならしに威力・範囲が劣るが無効タイプなし。
だいばくはつ250100自分瀕死サポート後の退場や起点回避に。
こうそくスピン50100拘束技・
設置技解除
ステルスロック半減、その他設置技無効耐性を活かして。
拘束技・やどりぎのタネ対策にも。呼びやすいゴーストタイプには無効。
変化技タイプ命中解説
パワーシェア-相手の火力低下・自身の火力補強に。
ステルスロック-サポート用。だいばくはつで退場可能。
トリックルーム-サポート用。だいばくはつで退場可能。
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
コスモパワー-防御・特防を補強。耐久面を補える。
めいそう-特攻・特防を補強。特殊面を補える。
ロックカット-素早さ強化。準速でも最速スカーフガブリアス抜き。
ねむる-状態異常も含め全回復。カゴのみとあわせて。
スキルスワップ-ダブル用。ふゆうの付与や強特性の奪取に。
ふういん-ダブル用。まもるやじしん、トリックルームとあわせて。

型考察 [編集]

物理流し型 [編集]

性格:ずぶとい/のんき
努力値:HB252
持ち物:ゴツゴツメット/たべのこし/オボンのみ/カゴのみ/ウイのみ
優先技:ステルスロック
攻撃技:だいちのちから/れいとうビーム/だいばくはつ/サイコキネシス
補助技:ねむる/リフレクター/ひかりのかべ/どくどく/トリックルーム

地面無効、岩・格闘半減など物理方面に耐性を持つが弱点の多さが祟っている。再生回復技も無いので流すのが精一杯。
耐久はそこまで高い訳ではないことと、はたきおとすやれいとうパンチ等を考えると受け出しは簡単ではない。
無理に相手を倒すことは考えずあくまでクッションと割り切り、ステロ撒きやだいばくはつで道連れができれば仕事としては十分と言える。

B特化すればA252メガルカリオのインファイト+コメットパンチや、A特化メガバシャーモのとびひざげり+フレアドライブまでは耐える。
前者はインファイトのDダウン込みで、後者はゴツゴツメット×2+反動ダメージ+C無振りだいちのちからで落とせる。
無補正A振りガブリアスのげきりんは超低乱2。こちらの無補正無振りれいとうビームで無振りガブリアスを確2。

攻撃範囲は優秀だがCに振る余裕がほぼないため低火力。起点化阻止を重視するなら、だいばくはつを優先的に採用したい。

サポート型 [編集]

性格:ずぶとい/わんぱく/のんき/おだやか/しんちょう/なまいき/おくびょう/ようき
努力値:H252 BorDorS252/H252 S調整 残りBD
持ち物:ひかりのねんど/オボンのみ/ラムのみ/弱点半減の実
確定技:だいばくはつ
補助技:ひかりのかべ/リフレクター/トリックルーム/ステルスロック/しんぴのまもり/じゅうりょく/マジックコート
攻撃技:じしんorだいちのちから/サイコキネシスorしねんのずつき/れいとうビーム/くさむすび

定番の補助技→だいばくはつでの退場を目的とした型。
ひかりのかべ・リフレクターの2枚壁や、トリックルーム等を使って後続のサポートに徹する。
弱点が多いため壁が1枚しか張れず、だいばくはつ前に倒れる事もある。

半端ながらも素早さがある方なので、素早さにある程度努力値を振っておくのも悪くない。
相手によっては先手を取って壁を張る事も可能。
例:ユキノオーに対して先制でひかりのかべを使用 → 後手で動くユキノオーのふぶきを耐える。
無論、素早さに努力値を割いても相手がスカーフを持っていたりするとあっさり抜かれる。
ネンドールより速い相手に対しては、耐久に努力値を振っている型の方が受け流せる可能性は上がる。

弱点が多いため、半端に努力値を振ると逆に命取りになる。
努力値を耐久に振るのも素早さに振るのも一長一短なので、どの相手の前でなら2枚壁等の目的を遂行させ易いか?
仮想敵をある程度決めて努力値を振る事をオススメする。

スカーフ型 [編集]

性格:おくびょう/ひかえめ/むじゃき
努力値:C252 S252or調整 残りH
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:だいちのちから/サイコキネシスorサイコショックorじんつうりき
選択技:れいとうビーム/くさむすび/シャドーボール/だいばくはつ/トリック/ストーンエッジ

サポート型というイメージを逆手にとった型。
素早さ補正のかかる性格なら135族まで抜ける。
ゴウカザルコジョンド?ルカリオなどの速攻低耐久アタッカーに奇襲できるが、
種族値が種族値なので弱点をついても確2、等倍だと確3の相手も多い。

  • エスパー技
    安定のサイコキネシス、特殊受け対策のサイコショック、怯み狙いのじんつうりきが候補。
    無補正C振りの場合、H振りメガフシギバナはサイコキネシスで高乱2、サイコショック・じんつうりきで低乱2。
    H振りメガヘラクロスはサイコキネシスで確2、じんつうりきで高乱2、サイコショックで低乱2。
    無振りキノガッサはサイコキネシス・じんつうりきで確1、サイコショックで確2。
  • 地面技
    特殊技のだいちのちから優先だが、性格をむじゃき等にして素早さ調整の残りを攻撃に振り、じしんを入れるのも可。
    例として無振りサンダースに対し、無補正C振りだいちのちからでは確2だが、
    無補正A44振り(最速130族抜き調整の残り)のじしんなら高乱1。
    同条件でメガゲンガーはH振りまでならだいちのちから・じしん共に確2、
    無振りゴウカザルメガルカリオカプ・コケコ?はだいちのちからで乱1、じしんで確2。

対ネンドール [編集]

注意すべき点
特殊耐久が高い。岩・地面・格闘に耐性があるため物理にも強い。
両壁やステルスロック、トリックルームでのサポートに長ける一方、
ロックカットやじゃくてんほけんを発動させてアタッカーとなることも。
対策方法
弱点が非常に多いので、大抵のアタッカーで何らかの手は打てる。
火力が低いので、読み間違えてちょうはつしても、タイプ一致弱点や4倍弱点でなければ一撃で落とされることは少ない。