サメハダー [編集]
No.319 タイプ:みず/あく 通常特性:さめはだ(接触攻撃を受けると最大HPの1/8ダメージを与える) 隠れ特性:かそく(毎ターン素早さが1段階上がる) 体重 :88.8kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
攻撃面に特化した種族値と、強特性の「かそく」が強みの「みず×あく」複合タイプの一角。
「かそく」と通りの良い水技と悪技で1体を持っていき、もう1体をみちづれで強引に沈める戦術が得意。
USUMでは教え技でアクアブレイクを習得。
火力は補正ありA252アクアブレイク≒補正無しC252ハイドロポンプである。
剣盾・BDSPではアクアブレイクがレベル技化。
BDSPでは、強力なフェアリーが軒並み姿を消したのが追い風。
一方でメガシンカはなくなり一部の技が没収されたため、戦術の幅や火力面に不安が残るようになった。
みず・あくを両方半減以下にできるポケモン |
形態考察 [編集]
「かそく」で素早さを上げてから、一貫性の高いみず・あくの一致技で上から制圧できることが魅力。
後述のとおり耐久が低く「さめはだ」にする意味は皆無な為、本稿では特性「かそく」の個体のみを考察の対象とする。
みちづれとの相性はいいが、物理寄りの種族値でありながら一致物理技の威力に恵まれず、つるぎのまいなどの積み技も無いのが大きな欠点。
同じ「かそく」持ちのエースであるバシャーモに比べると突破力に欠けるため、役割重視の崩し役として運用したい。
耐久は非常に低く、インファイト後のゴウカザル以下。先制技が驚異的である。
あまりに耐久が低いため、両刀で使う際は下降補正の性格でもほぼ問題は無い。
- さめはだ
- 通常特性。接触攻撃に対してダメージを与える。タスキ潰しやダメージ上乗せが可能。
発動機会自体は皆無ではないが、耐久の低さから物理受けは到底不可能。
ガブリアスのように物理との対面性能を確保できるわけでもない。
かそくがあまりにも優秀な事もあって、基本的に候補外。
- かそく
- 隠れ特性。毎ターン終了時に素早さが上がる言わずと知れた強特性。
みちづれとの相性もよく、この特性による対面性能の高さがサメハダーの強みである。
紙耐久なため、きあいのタスキかまもるとの併用で発動させるのが基本だが、後者は読まれやすいので注意。
技考察 [編集]
型考察 [編集]
かそくアタッカー型 [編集]
特性:かそく
性格:ひかえめ/うっかりや/おっとり/さみしがり/やんちゃ/むじゃきなど
努力値:AC調整 S252or調整
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/各種Zクリスタル
確定技:ハイドロポンプorたきのぼり
攻撃技:かみくだくorあくのはどう/じしん/どくづき/サイコファング/アクアジェット/れいとうビーム/めざめるパワー(炎/電)/いかりのまえば
補助技:まもる/みちづれ/みがわり/ほえる
かそくで素早さを上げつつ上から叩くアタッカー基本型。
低耐久かつ、かそくと相性のよいみちづれも覚えるため対面性能が高い。
メガシンカ型と違い特性でかみくだくの威力を補強できないため、メインウェポンは水技になる。
種族値上は攻撃のほうが高いが技威力が低いため、火力は無補正C振りハイドロポンプ>A特化たきのぼり。
たきのぼりなら怯みも狙えるが接触ダメージでタスキが潰れるリスクもある。
怯みならあくのはどうでも狙え、れいとうビームなどの水技の補完になるサブウェポンも強化できるため特殊型ベースのほうが安定度は高め。
持ち物は行動回数が確保できるきあいのタスキが基本、みちづれとの相性もよい。
それ以外は火力を全体的に補強するいのちのたまや、対面での突破性能を上げるZクリスタルが候補。
ほえるはみちづれの後に使用することで行動順を逆転させ、みちづれの有効ターンが実質2ターンになるというもの。
動きとしてはいたずらごころ先制みちづれのメガジュペッタやみちづれトリックルームメガゲンガーと同様。
- 型サンプル
- 性格:ひかえめ
努力値:CS252
持ち物:きあいのタスキ
技構成:ハイドロポンプ/れいとうビーム/あくのはどう/みちづれ
攻撃範囲の広さと役割破壊のみちづれが強力なので先発適性が高い。
対サメハダー [編集]
- 注意すべき点
- メガシンカ前のかそくとメガシンカ後のがんじょうあごが合わさるとかなりの抜き性能を持った強敵と化す。
一致技の範囲も広く、共に半減以下の水/フェアリーやサザンドラ?もサブウェポンで弱点を突かれる。
耐久は低めだが、タスキやみちづれを持っていることも多く迂闊に攻撃できない。
- 対策方法
- かそくで素早さは上がるが、攻撃力を上げる積み技は覚えない。
まもる読みで交代やみがわりが決まれば圧倒的なアドバンテージを取れる。
タスキ潰しには先制技や連続技が有効。