オドシシ [編集]
No.234 タイプ:ノーマル 通常特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる) おみとおし(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の持ち物がわかる) 隠れ特性:そうしょく(くさタイプの技を受けた時、その技を無効化し攻撃が1段階上がる) 体重 :71.2kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
草食ノーマル | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オドシシ | 73 | 95 | 62 | 85 | 65 | 85 | 465 | いかく/おみとおし/そうしょく |
キリンリキ | 70 | 80 | 65 | 90 | 65 | 85 | 455 | せいしんりょく/はやおき/そうしょく |
ミルタンク | 95 | 80 | 105 | 40 | 70 | 100 | 490 | あついしぼう/きもったま/そうしょく |
第二世代出身の単ノーマルタイプ。高速アタッカー寄りの種族値だが数値は並程度。
しかし3種類の優秀な特性や多数の補助技、攻撃面ではまひるみ戦法や豊富なサブウェポンを持ち、潜在能力は高い。
特性いかく持ちで両壁[1]やスキルスワップ、なかまづくりを覚えるのはオドシシのみ。
他にもトリックルーム等を習得でき、これらを活かせるダブル向きのポケモンといえる。
特にかちきミロカロスとの相性が良い。スキルスワップ・なかまづくりでいかくを相手に押し付け、ミロカロスのかちきを能動的に発動するコンボが強力。
BDSPではとびかかる・なかまづくりを新規習得。第三世代限定教え技だったすてみタックルもレベルで習得できるようになり、強化点が目立つ。
一方ワイルドボルト・じゅうりょく等が過去作限定に、おんがえし・とびげり・めざめるパワーが廃止された。
じしんがあるので岩・鋼対策はできるが、サポート性能や攻撃範囲が狭まったのは残念。
特性考察 [編集]
- いかく
- 物理受けとしては厳しいが、1発耐えるだけでも様々なサポートが可能。
ダブルバトルではスキルスワップやなかまづくりと絡めたコンボが強力。
味方に渡して相手2体を何度も弱体化させたり、相手に渡して味方のまけんき・かちき・あまのじゃくを発動させる。
- おみとおし
- 相手の行動を読みやすくなる。状態異常技を使う際に便利。
相性の良いトリックやすりかえ、はたきおとすを覚えないのは残念。
こちらもいかく同様、ダブルでは相手2体に効果がある。
- そうしょく
- 隠れ特性。キノコのほうし、やどりぎのタネ等の起点にされなくなる。
なお、登場時に他2種の特性が発動しなかった時点でそうしょくと割れるため、対面から草技の牽制は不可能。
技考察 [編集]
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|
すてみタックル | 無 | 120(180) | 100 | 反動1/3 | タイプ一致技。高威力だが反動あり。役目を終えた後の自主退場にも。 | |
ふみつけ | 無 | 65(97) | 100 | 怯み30% | タイプ一致技。「ちいさくなる」相手に必中・威力2倍。 じならしやでんじはとあわせれば怯みを狙える。 | |
じしん | 地 | 100 | 100 | - | 対岩・鋼。ノーマル技との相性補完に優れる。 ダブルでは周囲全体攻撃。 | |
じならし | 地 | 60 | 100 | 素早↓100% | 追加効果が優秀。サポート用。 ダブルでは周囲全体攻撃。 | |
メガホーン | 虫 | 120 | 85 | - | タマゴ技。ルンパッパに。そうしょくとあわせて。 | |
とびかかる | 虫 | 80 | 100 | 攻撃↓100% | 追加効果が優秀。 | |
しねんのずつき | 超 | 80 | 90 | 怯み20% | フシギバナやキノガッサに。そうしょくとあわせて。 じならしやでんじはとあわせれば怯みを狙える。 | |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 | |
10まんボルト | 電 | 90 | 100 | 麻痺10% | ギャラドスやエアームドに。 | |
かみなり | 電 | 110 | 70 | 麻痺30% | 雨とあわせて。 | |
サイコキネシス | 超 | 90 | 100 | 特防↓10% | フシギバナやキノガッサに。そうしょくとあわせて。 | |
ゆめくい | 超 | 100 | 100 | HP吸収 | さいみんじゅつとあわせて。 | |
シャドーボール | 霊 | 80 | 100 | 特防↓20% | 対ゴースト。等倍範囲は広いが威力は低い。 | |
エナジーボール | 草 | 90 | 100 | 特防↓10% | 対岩。水/地面やウォッシュロトムにも。 | |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | |||
でんじは | 電 | 90 | 妨害技。ふみつけやしねんのずつきとあわせて。おみとおしでラムのみを見抜ける。 | |||
さいみんじゅつ | 超 | 60 | 催眠技。ゆめくいとあわせて。命中難。おみとおしでラム・カゴを見抜ける。 | |||
かなしばり | 無 | 100 | 起点作りに。おみとおしでこだわりアイテムを見抜ける。 | |||
スキルスワップ | 超 | - | 強特性対策や、ダブルでいかくと絡めたコンボに。 | |||
なかまづくり | 無 | 100 | スキルスワップと同じ用途だが、味方のかちき等を何度も再発動させるのはこちらがやりやすい。 | |||
リフレクター | 超 | - | サポート用。味方の物理耐久を強化。 | |||
ひかりのかべ | 超 | - | サポート用。味方の特殊耐久を強化。 | |||
ほえる | 無 | - | 積み技対策。起点化回避に。 | |||
みがわり | 無 | - | 補助技対策や、でんじは・かなしばりとあわせて。 | |||
トリックルーム | 超 | - | サポート用。 | |||
マジックルーム | 超 | - | サポート用。5ターンお互いの持ち物の効果が無効。おみとおしとあわせて。 | |||
ふういん | 超 | - | ダブル用。相手がまもる等を使用できなくなる。 |
型考察 [編集]
サポート型 [編集]
特性:いかく/おみとおし
性格:ようき/わんぱく/しんちょう
努力値:H252 S252or調整 残り耐久
持ち物:ひかりのねんど/オボンのみ/メンタルハーブ
優先技:ひかりのかべ/リフレクター
攻撃技:すてみタックル/じしんorじならし/とびかかる
補助技:トリックルーム/でんじは/さいみんじゅつ/かなしばり/ほえる
両壁やトリックルーム等で場作りする先発サポート役。
いかくで物理アタッカー妨害、じならし・でんじはでS操作も可能。
一方で自主退場技やちょうはつが無いので起点化されやすい点に注意。
似通った技や特性を持つポケモンとしてプクリンやキリンリキもいるが、
いかく+両壁・トリックルームの両立はオドシシのみなので差別化には困らない。
物理型 [編集]
特性:いかく/おみとおし/そうしょく
性格:いじっぱり/ようき
努力値:A252 S調整 残り耐久
持ち物:いのちのたま/こだわりハチマキ/ラムのみ
確定技:すてみタックル
攻撃技:じしんorじならし/メガホーン/しねんのずつき
補助技:さいみんじゅつ/でんじは/リフレクター/ひかりのかべ/みがわり/かなしばり/スキルスワップ
物理型はノーマル+地面技で全18タイプに等倍以上をとれるのが利点。
どちらも通らないプテラやエアームド等には有効打に乏しい。
ふゆうやひらいしん等をスキルスワップで奪って技を通す事も可能。
ただしいかくやおみとおしを渡してしまうと自身への被害も大きい。
そうしょくの場合、メジャーな草への遂行技としてしねんのずつきが欲しい。メガホーンは等倍にされやすい。
無補正A振り・Aランク+1のしねんのずつきで無振りキノガッサが高乱1。
いのちのたま持ちなら無振りキノガッサ・無振りフシギバナが確1。
特殊型 [編集]
特性:いかく/おみとおし
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:C252 S調整 残り耐久
持ち物:たつじんのおび/いのちのたま/こだわりメガネ
攻撃技:10まんボルトorかみなり/エナジーボール/サイコキネシス/シャドーボール
補助技:さいみんじゅつ/でんじは/めいそう/リフレクター/ひかりのかべ/みがわり/かなしばり/スキルスワップ
特殊型は有用な一致技や地面技に乏しく、物理型に比べ火力も範囲も見劣りする。
エナジーボールがあるので地面に強いが、ガブリアスには等倍。
カバルドンに対しても無補正C振りのみではH振りが乱2にしかならず厳しい。
特性はいかくが最安定。物理型と異なり、スキルスワップで渡しても被害は無い。
そうしょくはA上昇を活かせず、メジャーな草に撃ち勝つのは困難なため非推奨。
【ダブル】サポート型 [編集]
特性:いかく
性格:おくびょう
努力値:H252 S調整 残り耐久
持ち物:こだわりスカーフ/きあいのタスキ/メンタルハーブ/オボンのみ
確定技:スキルスワップorなりきり
攻撃技:じならし/とびかかる/10まんボルトorかみなり/エナジーボール/サイコキネシス/シャドーボール
補助技:さいみんじゅつ/でんじは/リフレクター/ひかりのかべ/かなしばり/トリックルーム/ふういん/まもる
いかく+スキルスワップを活かすサポート型。主にかちき持ちと組まれる。
相手にいかくを渡す→相手のいかく発動→相方のかちき発動、のコンボが可能。
当然オドシシの攻撃も下がるので、攻撃技はサポート重視か特殊技にしておく。
かちき同様いかくメタのまけんき・あまのじゃく持ちの相方でも同じコンボを狙えるが、Aが1段階しか上がらない点に注意。
上記コンボはてだすけに比べ優先度が劣るものの、相方がまもるを使っていても発動できる。
一方で相手にスキルスワップをまもるで防がれると失敗する。ふういんを習得するとはいえ使う暇は無い。
相性考察 [編集]
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
対オドシシ [編集]
- 注意すべき点
- 場作り用の両壁やトリックルーム、妨害用のさいみんじゅつ・じならし等を覚える。
加えて優秀な特性いかくを持ち、ダブルではスキルスワップとのコンボを狙ってくる。
- 対策方法
- 特性せいしんりょくまたは特殊型のルカリオならいかくを無視して先制確1にできる。無補正C振りのはどうだんでH振りをピッタリ確1。
攻撃性能は低いので、ちょうはつで補助技を封じれば機能停止する。