ドンファン - ポケモン対戦考察まとめWiki|ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール

ドンファン [編集]

No.232 タイプ:じめん
通常特性:がんじょう(一撃必殺技を受けない・HP満タン時に攻撃技でひんしになるダメージを受けても必ずHPが1残る)※ゴマゾウのとき「ものひろい」
隠れ特性:すながくれ(天気が「すなあらし」の時、回避率が1.25倍になる・すなあらしのダメージを受けない)
体重  :120.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
物理地面HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ドンファン90120120606050500がんじょう/すながくれ
マンムー11013080706080530どんかん/ゆきがくれ/あついしぼう
カバルドン108112118687247525すなおこし/すなのちから
ドサイドン115140130555540535ひらいしん/ハードロック/すてみ
ゴローニャ80120130556545495いしあたま/がんじょう/すながくれ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/くさ/こおり
いまひとつ(1/2)どく/いわ
いまひとつ(1/4)---
こうかなしでんき

物理方面の数値に優れた単じめんがんじょうの行動保障と攻撃範囲の広さが強み。
特にこおりのつぶては鈍足をカバーし、補完としても優秀で対面性能を底上げする。
種族値配分自体はじめんタイプとしては典型的なものである為、先制技の有無は差別化においても重要。
よほど何らかの理由がないのであれば、素直に採用しておくのがよいだろう。

ライバルとしては過去世代同様、マンムーが存在。
前述の通りじめん+こおりの補完は優秀で、どちらも一致で使えるマンムーの攻撃性能は相当に高い。
素早さも中速帯程度にはあり、種族値配分も似通うことから何かと採用枠を奪われやすいのが実情。

差別化要素としては、やはりがんじょうに行動保障を任せられることで持ち物の自由度が高い点。
高火力特殊アタッカーに対しても一度は行動でき、ラムのみを持たせてやけど対策をするなど、戦術の幅広さを活用していきたい。
他には威力的には4倍ピンポイントながら、あちらの覚えないほのおでんき技の習得。
一致弱点に対してもがんじょうで耐えて跳ね返せるカウンターなど、細かいものも多数存在している。

BDSPではのろい、ばかぢから、タネばくだん等が剥奪。長所であった技範囲の広さがやや薄れた。
一方でマンムーが失ったはたきおとすを引き続きレベル技で習得し、新たな差別化要素も生まれている。
本作では唯一のタイプ一致10まんばりきの使い手。ダブルバトルでの差別点になるか。



特性考察 [編集]

がんじょう
通常特性。一撃必殺技無効+きあいのタスキと同等の効果。
不安な特殊耐久をカバー、こおりのつぶて、がむしゃら等と合わせて対面性能を底上げしつつ動きの幅を広げられる。
かたやぶりには貫通されるが本作ではラムパルドカイロスしかいない。
一致技を半減で受けられるラムパルドについては然程心配しなくてよく、気をつけるべきはハサミギロチンを使えるカイロス程度。
他のライバルとの差別化にも一役買うため、基本的にはこちら。
すながくれ
隠れ特性。発動には砂嵐が必要であり、回避できるかどうかも運次第。
ダイマックスの廃止で必中技以外には運次第で行動回数をがんじょう以上に稼ぐことが可能。
とはいえ条件つき、かつ最終的に運に依存する以上、汎用性でがんじょうには遠く及ばない。
同タイプのライバルが増えることもあり、基本的に候補外。

技考察 [編集]

攻撃技タイプ威力命中効果解説
じしん100(150)100-タイプ一致技。性能安定。
10まんばりき95(142)95-ダブル運用やグラスフィールド意識ならこちら。接触技かつ稀に外れるので注意。
じならし60(90)100素早さ↓100%最速なら一応1回で100族まで抜ける。準速なら87族まで
こおりのつぶて40100優先度+1先制技。ほぼ必須。ただし安易に乱発すると起点にされることも多々ある。
ストーンエッジ10080急所率+1対虫・飛行。地面定番のサブウェポン。
もろはのずつき15080反動1/2対虫・飛行。がんじょうとの相性は悪いが2倍でも4倍キバよりも高威力。
いわなだれ7590怯み30%対虫・飛行。威力は控えめ。リザードンフリーザーに。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%低威力だが追加効果が優秀で命中も高め。後続サポートも兼ねた攻撃として。
ダストシュート12080毒30%対草・フェアリー。
H振りマリルリは確2なので過信は禁物。USUM教え技。
じゃれつく9090攻撃↓10%地面+フェアリーの攻撃範囲は広いが威力が足りない。
ばかぢから120100攻撃防御↓地震で倒せないH252振りバンギラスを確1。USUM教え技。
タネばくだん80100-対水・地面。H振りウォッシュロトムが確2。
H振りラグラージが確1。HBだとトリトドンでも確2。USUM教え技。
はたきおとす65→97100持ち物使用不可対超・霊。追加効果が優秀。レベル技。
ほのおのキバ6595火傷10%
怯み10%
地面耐性を持つ鋼全般への有効打。特にドータクンハッサムに有効。
かみなりのキバ6595麻痺10%
怯み10%
対飛行・水。ギャラドスエアームドなどへ刺さる。
じたばた~200100-がんじょうと好相性。弱点こそ突けないが地面+ノーマルの範囲は広い。
カウンター-100-がんじょうと好相性だが物理耐久が高いためダメージを受けづらい。
基本はがむしゃら+こおりのつぶてで事足りるので優先度低め。
がむしゃら-100-がんじょう状態でばら撒けばPT壊滅まで狙える。
接触技なのでゴツゴツメットやさめはだに注意。
じわれ-30-役割破壊にはなるが、試行回数を稼げるポケモンではないので大体運任せ。
がんじょうふゆう、飛行タイプには効果無し。
こうそくスピン50100設置解除
すばやさ↑
設置物の解除に。S上昇はおまけ程度。先発向け。
変化技タイプ命中備考
ステルスロック-がんじょうによって確実に仕事ができる。
ロックカット-準速で使えば最速135族相当になるが、全抜きを狙うには火力が少々物足りない。
ほえる-ステルスロックと合わせて。

型考察 [編集]

基本アタッカー型 [編集]

特性:がんじょう
性格:いじっぱりorようき
努力値:AS252ベースで調整
持ち物:Zクリスタル/ラムのみ/じゃくてんほけん/たつじんのおび/こだわりハチマキ
確定技:じしん/こおりのつぶて
優先技:ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじ/がむしゃら
攻撃技:ダストシュート/ほのおのキバ/かみなりのキバ/はたきおとす/タネばくだん
変化技:どくどく/ロックカット

特性のがんじょうとこおりのつぶてにより最低限の行動回数は約束されている。
さらに優秀なサブウェポンが多いので多くの対面で最低限の仕事はしてくれる型。
相手が物理アタッカーなら殴りあい、特殊アタッカーならばがむしゃらからのこおりのつぶてで強行突破可能。

メインのじしんと先制技のこおりのつぶては確定。
確定技との範囲補完に優れるサブウェポンとして岩技があると心強い。
攻撃範囲が非常に広いため、パーティに合わせたカスタマイズができる点がポイント。

努力値は基本的にAS252。
同速50族にはクチートボスゴドラマリルリなど先制でじしんを入れたい相手が多いことが理由である。
がんじょうのおかげで耐久の優先度も高くない。そのため、耐久調整はかたやぶり持ちや2耐えできる程度の低火力物理を中心に行うべき。
性格はAを上げられるいじっぱりが推奨されるが、最速にすることで無振り85族などを抜けるのでようきも一考の余地はあるだろう。

じゃれつくは多くのドラゴン・悪タイプがじしん+こおりのつぶてで倒せるので優先度は高くはない。
はたきおとすはじしん半減のしゅうかくオーロット?ポリゴン2に刺さる技だが、メガストーンやZクリスタル持ちに注意。

+  折りたたみ

先発ステロ撒き型 [編集]

特性:がんじょう
性格:いじっぱりorようき
努力値:AS252
持ち物:レッドカード/ラムのみ
確定技:ステルスロック
選択技:じしん/がんせきふうじ/こおりのつぶて/はたきおとす/がむしゃら/ほえる

先発に繰り出してステルスロック+何かをするドンファン。
マンムーとの最大の差別化点はタスキ以外の持ち物を持つことによる戦略性の高さ。
がんじょう+レッドカード戦法やラムのみにより状態異常技にアドバンテージを取るなど、柔軟な動きを狙いたい。

特にレッドカードはがんじょう+がむしゃらと合わせて思わぬ相手に痛手を与えることができるため有用な戦術。


対ドンファン [編集]

注意すべき点
特性がんじょう、がむしゃら、先制技のこおりのつぶてと、相手を確実に一体落とすための手段が揃っている。
物理耐久もかなり高く、並の抜群技では落としきることができず、仕事をされてしまう。
サブウェポンも豊富。ステルスロックも覚え、先発性能が非常に高い。
対策方法
とにかくがんじょうを潰すことが一番の対策。
特殊耐久は高くなく、メインウェポンのじしんを無効化でき、かつ弱点を突けるウォッシュロトムは特に相性がよい。
ただし、採用率は少ないとはいえタネばくだん、じわれも覚えるため、注意が必要。
かたやぶりでがんじょうを貫通して倒すのも良い。